重賞3勝目、マイル路線転向
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「マルターズアポジー」の記事における「重賞3勝目、マイル路線転向」の解説
8月13日 第52回関屋記念(GIII)着順馬名性齢タイム上り騎手斤量人気1 マルターズアポジー 牡5 1:32.2 34.3 武士沢友治 57 7 2 ウインガニオン 牡5 1馬身1/4 33.9 津村明秀 57 4 3 ダノンリバティ 牝2 4馬身 33.6 松若風馬 56 5 8月13日、2016年10月の秋風ステークス以来の1600m、マイルの距離に参戦、サマーマイルシリーズ第2戦、関屋記念(GIII)に出走した。単勝オッズ12.1倍の7番人気の評価となった。相変わらず良いスタートの後、後続を離して進み、最終的に後続を1馬身1/4離して優勝、重賞3勝目となった。追い込み馬や差し馬を寄せ付けずに直線2番手のウインガニオンがそのまま2着となるなど前が止まらない馬場も味方したが、武士沢は「これがこの馬の持ち味」と表現し、「前走の負けを引きずっていないか心配していましたが、その不安を払拭してくれました。本当に真面目すぎるほど真面目な馬です。これから先、相手が強くなっても今日の競馬をしてほしいです」と振り返った。堀井調教師は「もともとマイルは最適だと思っていた。スピードが他の馬とは違うからね」とし、「もうマイル路線に切り替えたのだから」とマイルの距離のレースに出走していくと明言した。 2017年サマーマイルシリーズ順位馬名中京記念(GIII)関屋記念(GIII)京成杯AH(GIII)ポイント1 ウインガニオン 1着(10pt) 2着(5pt) 出走せず 15 グランシルク 2着(5pt) 出走せず 1着(10pt) 3 マルターズアポジー 出走せず 1着(10pt) 4着(3pt) 13 4 ダノンリバティ 5着(2pt) 3着(4pt) 3着(4pt) 10 9月10日、サマーマイルシリーズ第3戦、京成杯オータムハンデキャップ(GIII)に、負担重量58キログラムでトップハンデとなったが、単勝オッズ4.5倍の2番人気を背負い出走。スタートを決めて先頭に立った。最終コーナーまで先頭を保ち、上がり3ハロン35.1秒の脚で逃げたが、後方から上がり33秒台の脚を使って追い込んできたグランシルクとガリバルディらに抜かれて後退、優勝したグランシルクから0.6秒離された4着となった。なお1着のグランシルクと2着のガリバルディがともに15ポイント獲得しサマーマイルシリーズのチャンピオンとなった。このレースに勝利すれば、サマーマイルシリーズ制覇も考えられたが、13ポイントでサマーマイルシリーズ3位となった。騎乗した武士沢は、「快速馬ですが、58kgの分だけ重く感じました。よく粘ってくれました」と回顧した。 11月19日、初めて京都競馬場に参戦、マイルのGIであるマイルチャンピオンシップ(GI)に出走、単勝オッズ13.8倍の6番人気の評価を受けた。スタート直後にハナに立ち、最後の直線まで先頭を守ったが伸びを欠き、後続に追い抜かれて馬群に沈んだ。優勝したペルシアンナイトから1.1秒離された15着に終わった。
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