醒明寺宗家関係者編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/07 23:12 UTC 版)
「エンブリオ (漫画)」の記事における「醒明寺宗家関係者編」の解説
鳴沢 雄(なるさわ ゆう) 主人公の少年。高等部2年。浄化師。学校には遅刻、授業はさぼるなど素行が悪い上、しかも女子生徒に対しセクハラを平気で行うだらしなさ故、女子生徒達からは敵視され、女子生徒(特に妹やかんな)から鉄建制裁をしばしば受けている。 しかし、「困っている女の子はみんな助ける」のがモットーであるため、相手が敵であっても見捨てないところがある。雄自身の持つ浄化の能力はオリジナルで相手に苦痛を与えない分、自らに負担が大きくかかる。また、浄化以外の能力は持っていない(しかし、和美の能力と組み合わせると隠された能力が使える)。 守之瀬 好葉(もりのせ このは) 本作のヒロイン。鳴沢雄とは幼馴染の関係で、本作中で雄に対し好意を持つ数少ない女子である。体内にクイーンエンブリオを有しているために体調が優れず、なかなか学校に来ることができなかった。保健室で榊真夜に操られ、第4話以降姿を見せず、第11話で榊真夜と共に現れている。第14話では真夜を取り込んだクイーンエンブリオに乗っ取られるが、結果的には雄に助けられる。クイーンエンブリオが分離したことにより体調不良も回復した。 鳴沢 水琴(なるさわ みこと) 鳴沢雄の妹。本作のもう一人のヒロイン。軽薄でだらしのない兄に対し攻撃的な態度を取るが、実は好意がある。そのため、好葉と雄が仲良くすることが気に入らないところを見せることがある。エンブリオは「幻刀・紫水」で刀の形に具現化して武器にしている。また、水琴のエンブリオは他人が扱うと水がこぼれる。一時、雄とは些細な出来事から雄を避けるようになるが、雄に暴走しかけたエンブリオを浄化されたことにより再び雄と協力するようになる。 醒明寺 亜紀代(せいみょうじ あきよ) 能力者達のリーダーである女性。常に笑顔でお淑やかな印象を受けるが、雄の無茶に対しては厳しく注意したこともあり、仁と厳がはっきりしたタイプである。エンブリオは名称不明。能力は傷を治癒、大地の力を宿している。他にも、「地龍・結界「脈」」の様に広範囲に治癒の結界を張る技を持つ(術を唱えている間は無防備になるため、味方の援護が必要になる)。 御堂 達彦(みどう たつひこ) 雄から神蛇(クンダリーニ)多発の報告を受けた醒明寺家が非常事態に備え、御堂家から応援に来た少年。性格は生真面目で冷静沈着。「浄化の力」と「戦う力」の両方を持っており、札を使った術を得意とする。達彦の浄化は雄と違い、呪法を使うため対象者は激しい苦痛を感じる(そのため、雄は悪行と言っている)。 醒明寺 和美(せいみょうじ なごみ) 醒明寺家の長女で亜紀代の娘。礼儀正しく、また、スタイルも抜群である(雄は絶世の和風美少女と評していた)。エンブリオは名称不明。能力はバリアを前方に展開する防御の力(ビームを無傷で防ぐほど)。また、雄の能力と組み合わせることで、神獣(シッディ)召喚を行うことができる。 武藤(むとう) 醒明寺宗家の案内人。雄に名前を覚えてもらえない。第11話では雄と共に神蛇の攻撃を防いでいたことから浄化の能力があると思われる。
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