過去のTGMシリーズとの違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/16 08:58 UTC 版)
「テトリス ザ・グランドマスター エース」の記事における「過去のTGMシリーズとの違い」の解説
レベルの概念の違い 本作におけるレベルは、従来のテトリスと同様単にテトリミノの落下速度のみを指している。いくらテトリミノを落下させてもレベルが上がることはなく、次のレベルに進む方法は「各レベルで規定ライン(通常は10ライン)以上消す」ことだけである。レベルの最大は15であり、レベル16に到達すると強制的にゲームが終了する。モードによってはスタッフロールが始まるが、このときテトリミノは降ってこない。なので置いたテトリミノが少しずつ、またはすぐに見えなくなるような場面はない。 GRS(段位システム)、得点の概念がない 本作には過去のアーケードのシリーズにあった段位システムや得点の概念はなく、純粋にクリアまでのタイムのみを競う。得点の存在しないテトリスはこのゲームの他にテトリスワールドが存在する。 また、MASTER・SHIRASE(T.A.DEATH)に相当するモードもなく、アーケードのシリーズ作とは全く異なるタイトルとなっている。 クラシックルール(ARS) 本作のクラシックルールは「ARS」という名前になっているが、本作のクラシックルールは世界基準のワールドルール(こちらは「SRS」に改名)に準拠し、回転法則だけが従来通りの仕様になっている。 上ボタンを入力すると即落下と同時に硬直(ハードドロップ)し、下ボタンを入力したまま地面に落ちてもテトリミノは固定しない。またテトリミノの色も世界基準のものになった他、移動・回転ともに128回までだがインフィニティも追加されている。 アップデートを適用すると「ARS2」というルールを使用できるようになる。このルールは上ボタンと下ボタンの役割が過去のTGMシリーズと同じになっているが、それ以外の点はARSと同じ。 ワールドルール(SRS) クラシックルールに比べると変更点は少ないが、インフィニティの回数は移動・回転ともに128回までに伸びたため、難易度が大幅に低くなった。 下ボタンでの落下速度が遅い 下ボタンを押したときの落下速度が過去のシリーズよりも遅くなっている。 テトリミノの種類の偏り補正の変更 他のガイドライン対応ゲームと同様、最初の7個は必ず7種類のテトリミノ全てがランダムな順番で均一に出現し、次の7個もランダムな順番で均一に出現するという仕組みになっている。ただし、ゲーム開始直後の最初の1個には「Z字形」「S字形」「四角形」が出ないようにするアレンジがなされている。 効果音の追加・変更 テトリミノを回転させたり、移動させたり、壁に当たったりしたときなどに音が鳴るようになった。また、フィールドのほとんどが埋まってピンチになったときのサイレンも変更されている。 テトリミノは画面外から出現する 新しいテトリミノの出現位置がフィールド枠の少し上に変更され、フィールドのほとんどが埋まってしまってもより長く粘ることが可能。 TLS(落下位置表示システム、ゴーストブロック) 今作ではレベルが上がっても消えることはない。
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