輪中図書館の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 14:55 UTC 版)
図書館の設置構想は旧長島町時代から計画されており、保育園などを含めた総合的福祉・文化施設の中に建設する方向で進められていた。そして新・桑名市発足直前の2004年(平成16年)10月に着工し、2005年(平成17年)12月に竣工した。こうして完成した「ながしま遊館」は、長島中部保育所・長島地域子育て支援センターなどから成る「子育てゾーン」、長島輪中図書館と長島ふれあい学習館で構成される「生涯学習ゾーン」、水郷テラスとからくり時計で構成される「地域ふれあいゾーン」の3つのゾーンを持つ複合施設となり、長島輪中図書館はその中核施設として2006年(平成18年)4月に開館した。設計は日本設計、施工は三井住友・東洋特定建設工事共同企業体が担当し、総事業費は1,773百万円であった。2007年(平成19年)11月17日、「ながしま遊館」として公共の色彩賞の「環境色彩10選」に選定され、2010年(平成22年)には複数の建築物を効率的・機能的に配置するとともに田園地帯に溶け込むデザインとしたことや、予想を上回る利用がある点などが評価され、公共建築賞の優秀賞を受賞している。 2009年(平成21年)10月に「環境絵本展」を開催した。2016年(平成28年)9月8日より、伊賀市上野図書館、あさひライブラリーに次いで県内で3番目に「赤ちゃんタイム」と称して乳幼児連れの親が来館しやすい時間を第2・4木曜日の10時から12時に設定した。
※この「輪中図書館の歴史」の解説は、「桑名市立図書館」の解説の一部です。
「輪中図書館の歴史」を含む「桑名市立図書館」の記事については、「桑名市立図書館」の概要を参照ください。
- 輪中図書館の歴史のページへのリンク