赤砂さき【アカスナサキ】(果樹)
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登録番号 | 第12307号 |
登録年月日 | 2004年 11月 8日 | |
農林水産植物の種類 | りんご | |
登録品種の名称及びその読み | 赤砂さき よみ:アカスナサキ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 西村勝博 | |
品種登録者の住所 | 長野県諏訪郡下諏訪町東赤砂4492番地の19 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 西村勝博 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者のほ場で発見された偶発実生であり、果実の外観が長円、大きさが中、果皮を被う色が赤の育成地(長野県諏訪郡下諏訪町)では10月中旬に成熟する中生種である。樹のタイプは普通型、樹姿は中間、樹勢は中である。枝梢の太さ、節間長、皮目の大きさ及び多少、並びにえき花芽の着生は中である。葉の大きさは中、葉形は中間、葉色は緑、たく葉の形は鎌形、葉柄の長さは及び太さは中である。花の大きさは中、色は淡桃、花弁の形は卵、やくの色は黄である。果実の外観は長円、王冠は弱、がくの開閉は閉、がくあの深さ、広さ及びこうあの深さは中、広さは狭、果実の大きさは中、果皮の地色は黄緑、果皮を被う色は赤、量は多、強さは濃、型は中、さびの位置は全面、量は中間、さび状果点は有、果点の大きさ及び密度は中、スカーフスキンは少、果皮の光沢は弱、ろう質は中、粗滑の程度は粗である。果梗の長さは長、太さは中、肉こうの有無は有である。果心の形は平円、大きさは中、果肉の色は黄、褐色化は中、硬さは硬、きめは粗、蜜の多少は少、甘味は高、酸味は中、渋味は無、香気及び果汁の多少は中、種子の形は倒卵、大きさは中である。発芽期、開花期は中、成熟期は中で育成地においては10月中旬である。結果の早晩は中、後期落果は無~僅か、普通貯蔵性及び冷蔵貯蔵性は長い、心かびの発生は無し~僅かである。「ふじ」と比較して、成熟期が早いこと等で、「陽光」と比較して、果皮の光沢が弱いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に育成者のほ場(長野県諏訪郡下諏訪町)において、「ふじ」の樹冠下から生えてきた偶発実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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