越のわらべ【コシノワラベ】(きのこ類)
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登録番号 | 第13739号 |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | ぶなしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | 越のわらべ よみ:コシノワラベ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 新潟県 | |
品種登録者の住所 | 新潟県新潟市新光町4番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 品田隆昭、篠田茂、本間広之、松本則行、阿部一好、武田綾子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統菌株に「宝1号」を交配して育成されたものであり、菌さんの断面は丸山形、中央部が黄茶色で、菌柄の形が太長の施設栽培向きの品種である。菌糸密度は中、菌糸生長最適温度は低である。菌さんの断面は丸山形、大きさはやや小、中央部の色は黄茶色、周縁部の色は浅灰茶色、肉の厚さ及び肉質は中である。斑紋の多少は中、大小は大、分布状態は中央部分、明瞭度は明瞭である。子実層たく並び方は正常、幅及び密度は中、色は黄白色である。菌柄の形は太長、長さは中、太さはやや太、色は黄白色、肉質は中である。種菌接種後菌かきまでの培養期間はやや長、菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は長、原基形成最適温度及び子実体の生育最適温度は中である。子実体の発生型は株状、収量はかなり多、有効茎本数は多である。「宝1号」と比較して、菌さんが厚いこと、子実体の収量が多いこと等で、「博多A-264」と比較して、菌さん表面の斑紋が少ないこと、菌柄が太いこと等で区別性が認められる。なお、「宝1号」及び「博多A-264」との対峙培養において帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に新潟県森林研究所(岩船郡朝日村)において、出願者所有の育成系統菌株に「宝1号」を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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