赤芳【セキホウ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7503号 |
登録年月日 | 1999年 11月 25日 | |
農林水産植物の種類 | しそ | |
登録品種の名称及びその読み | 赤芳 よみ:セキホウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社ツムラ | |
品種登録者の住所 | 東京都中央区日本橋三丁目4番10号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 戸田則明 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,静岡県の在来種どうしを交配して育成されたものであり,葉は赤紫色で香りがかなり強く,葉を薬用及び食用とする品種である。草姿,主茎長,主茎上部のアントシアニン着色の程度及び1次分枝数は中,子葉の表面の色は緑,裏側の色は赤紫である。葉の形はやや同幅,切れ込み程度は中,大きさはやや大,厚さ及び波うちは中,葉面のちぢみ(山脈状及び凸状)は中,葉の表面の色は赤紫,裏面のアントシアニン着色の程度は全面・濃,葉柄長はやや長である。花穂長及び小花の大きさは中,花弁の形状は一重,色は赤紫,がくの大きさは中である。生育の早晩はやや早,出穂早晩性は晩である。葉の香りはかなり強である。赤縮緬(雪印種苗株式会社)と比較して,主茎長が高いこと,出穂早晩性が遅いこと,葉の香りが強いこと等で,赤縮緬(志波長商店)と比較して,葉の切れ込み程度が浅いこと,葉面のちぢみ(山脈状)が強いこと,葉の香りが強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和59年に出願者のほ場(静岡県田方郡大仁町)において静岡県の在来種どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,固定を図りながら特性の調査を継続し,平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「赤芳(ツムラ)」であった。 |
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