貴族・為政者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 05:10 UTC 版)
「パンプキン・シザーズの登場人物一覧」の記事における「貴族・為政者」の解説
皇帝 「帝国」の今上帝。おそらくは3年前の停戦を独断で行う。現在は麻薬に溺れ「まともな政務」など到底不可能な状況にある。 ギルマン 儀典局局長。 内政を純粋な貴族のものにしたいと考えている貴族主義者で、内政に干渉したい軍部とは対立関係にある。合同会議においては軍部の影響を極力排し、会議期間中の警備などは儀典局が一切を取り仕切ることを軍部(情報部)に認めさせる。 「抗・帝国軍」のテロを防げなかった事で失脚は免れない状況だが、「逆の立場なら自分たち(軍部)が憎まれ役になっただけ」と言うケルビムの言を聞き、責任は取る代わりに戦っている部下たちの救助を嘆願した。 ハーケンマイヤー 儀典局「蒼華聖剣隊」所属の三等武官。女性。 好きな言葉は「正義(ジャスティス)」で、直情的で物事を深く考えず、アリスに輪をかけて突貫的な性格。剣の名門ハーケンマイヤー家の出身で、それに相応しく剣術の腕は高い。長剣とソードブレイカーを武器とする。幼い頃より、マルヴィン家の人間を打ち倒して「斬り裂きし者」の字を奪うよう言い聞かされてきたが、逆にアリスが戦う姿を見て惚れ込んでしまう。 アリスを英雄視し、正義を体言する者として強く敬愛していたが、そのためにアリス本人から正義を否定され、強いショックを受ける。マーウィンに唆されてランデルを殺そうとするが、立ち聞きした「不可視の9番」の真実、そして自身の思い描く「英雄」に値するかもしれないと思いなおしたランデルが「タダの実験動物扱い」である事実に衝撃を受ける。 合同会議中に起きた「抗・帝国軍」の破壊活動に際しては、救いを求める市民に「他者に英雄を求める理不尽」を痛感し、打ちひしがれるが「抗・帝国軍」の銃撃を受けたロゼッタの言葉を聞いて剣を取って圧倒的不利の中孤軍奮闘する。敵を引きつけるアリスを狙う銃撃を身を呈して防ぎ、やれるだけの事は成し遂げ殉職した。
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