貴族・貴族関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/09/17 10:09 UTC 版)
「火の国、風の国物語」の記事における「貴族・貴族関係者」の解説
フィリップ 諸侯連盟の盟主、ディルヴィレン侯爵家の次男。野心の強い男であり、クラウディアと婚姻を結ぶことで次代の王になろうと目論んでいる。当時クラウディアの護衛を務めていたアレスを陥れようとしたが、アレスとの一騎打ちに敗北。その後策謀によってアレスを貶めようとするもイザーレの介入により失敗し、結果として父であるディルヴィレン侯に冷遇されたことからアレスを憎んでいる。 その後アレスが所属する近衛騎士団第三軍の将軍の座についたがアレスが次々と功績を上げていくことに焦り、第四次シエゴラス戦役において自ら兵を率いて戦うが敗北。敗走の最中パンドラとの契約を結ぶ。パンドラの加護を受けたフィリップは、その助言と契約で得た力を使いレアニール連合王国を打ち破ることで返り咲き、ハインツ皇太子をアレスの仕業に見せかけて殺し、その心労で消耗したベルセルム四世を毒殺。さらに実の兄と父も殺して貴族を掌握し、アレスの故郷を人質に取ることでクラウディアに自身との婚姻を承諾させ、ベールセール王国の実質的な支配者となる。 カルレーン ベールセール王国の国務大臣を務める侯爵。内政能力や王国への忠誠心が高く評価され、国務大臣に任命された実力者。過去に暗殺者に負わされた傷のために左腕が動かない。ある理由から、アレスが功績を上げることを快く思っていない。 ベアトリス カルレーン子飼いの間者。カルレーンの命でいろいろな交渉・工作を行う。その美しい外見を生かし、任務のためなら色仕掛けも辞さない。甘いものに目がなく、任務のない時は多量のスイーツで活力補給を行っている。 カルレーンの命令によりアレス暗殺を実行しようとするがことごとく失敗。最後は色仕掛けを仕掛けるがパンドラの助言によりこれも失敗。その肌を見て生き残った唯一の男となったアレスに好意を抱くようになった。平静を保つ訓練を受けているとのことだが、アレス絡みでは生娘のような表情も見せる。
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