谷内六郎とは? わかりやすく解説

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谷内六郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 13:23 UTC 版)

たにうち ろくろう
谷内 六郎
保健同人社『保健同人』第17巻10月号(1962)より
生誕 (1921-12-02) 1921年12月2日
日本東京都渋谷区恵比寿
死没 (1981-01-23) 1981年1月23日(59歳没)
出身校 駒沢尋常高等小学校
職業 画家

谷内 六郎(たにうち ろくろう、1921年12月2日 - 1981年1月23日)は、日本画家ノスタルジック昭和の風景を描いた画家で、『週刊新潮』の表紙を手掛けた作家として知られる[1]絵本作家谷内こうたは甥[2]

略歴

モザイク壁画(青山表参道交差点の「山陽堂」)[3]
(上)2006年 (下)2013年

東京恵比寿で9人兄弟の6男として生まれる。父・久松は富山県北蟹谷村(現小矢部市)出身。駒沢尋常高等小学校卒業の後、見習い工員などをしながら絵を独学で学んだ。

戦後、漫画仲間の鈴木善太郎、片寄貢らと銀座の街頭で政治風刺漫画を描く。また1945年12月に創刊された左翼系の新聞「民報」に4コマ漫画『真実一郎君』を連載。

1955年、 『文藝春秋』臨時増刊「漫画讀本」に発表した「行ってしまった子」(「おとなの絵本」より)で第1回文藝春秋漫画賞を受賞。

『週刊新潮』創刊号の表紙 (1956年)

1956年、『週刊新潮』の創刊号から表紙絵を担当。以後終生担当し、総点数は1336本。大丸東京店にて初の個展「谷内六郎作品展」を開催。

1958年、人形作家の熊谷達子と結婚。

1962年作詞を担当した『遠い日の歌』が第17回芸術祭奨励賞を受賞。

1975年神奈川県横須賀市にアトリエを構える。

1981年1月23日、急性心不全のため死去。59歳没。

絵本

共著

関連項目

脚注

  1. ^ 横須賀美術館”. 美術手帖. 2020年5月22日閲覧。
  2. ^ 谷内こうた氏死去=画家、絵本作家”. 時事ドットコムニュース (2019年7月22日). 2019年7月25日閲覧。
  3. ^ 青山通りの老舗 - 表参道のシンボル、モザイク壁画の本屋さん - ホテル東急ステイ青山プレミア

外部リンク


谷内六郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 02:01 UTC 版)

週刊新潮」の記事における「谷内六郎」の解説

郷愁安らぎ感じさせる抒情詩的で独自の画風表紙絵は、創刊時より谷内六郎が担当谷内当時田園地帯であった世田谷少年時代送り自然豊かな環境育ったのちに喘息持病持ちながら電球工場町工場看板屋雑誌社給仕転職繰り返しそのかたわら雑誌新聞投稿繰り返し1955年には「漫画讀本」に発表した行ってしまった子」で第1回文藝春秋漫画賞受賞し画壇デビューを果たす。翌1956年には「週刊新潮創刊同時に表紙絵担当以降25年間にわたって59歳急逝する1981年まで表紙絵担当

※この「谷内六郎」の解説は、「週刊新潮」の解説の一部です。
「谷内六郎」を含む「週刊新潮」の記事については、「週刊新潮」の概要を参照ください。

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