読経しちゃうぞ!
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ここでは「さんすくみ」の前身にあたる読み切りシリーズ6編と同時収録の作品について述べる。 鳥居は端からくぐれ! 『月刊フラワーズ』2008年12月号掲載 大晦日の夜、宮司の父がぎっくり腰になり、急遽元旦の一般祈祷の役目を仰せつかった息子の恭太郎。だが恭太郎は、元旦に初デートの約束を入れていた。何とかデートも祈祷も両立させようとする。 金曜日は悪魔祓い! 『月刊フラワーズ』2009年5月号掲載 父が留守にしていた金曜日の夜、信徒の女性に「聞いてほしいことがある」と言われた工。まだ牧師ではない工だが、女性が美人だったために軽い気持ちで応じてしまう。肝試しに行った廃墟でロザリオを落としてしまったと言う女性のために、工は恭太郎たちを連れて探しに行くことにする。 読経しちゃうぞ! 『月刊フラワーズ』2009年9月号掲載 お盆に檀家さんの家を回って読経していた孝仁は、急ぐあまりスピード違反で婦警に止められてしまう。翌日、お布施の額が多い通称・VIP檀家の遠山家を訪れた孝仁は、あの婦警と再会する。 僕達には秘密がある 『月刊フラワーズ』増刊『凛花』第8号掲載 3人が高校に入学してすぐ、まだ互いの素性を知らない時の物語。 鎮めてみせます! 『月刊フラワーズ』2009年11月号掲載 地鎮祭日和のよく晴れた秋の大安吉日、おみくじで「水難の相あり」の凶を引いてしまった恭太郎。いつものこととは言え、落ち着かない気分のまま現場に向かった恭太郎は、中学の時同じクラスだった女子と再会し、飼い犬を地鎮祭に同席させることを了承してしまう。 小羊の召すまま! 『月刊フラワーズ』2010年2月号掲載 間近に迫ったクリスマスの準備に忙しい日曜日。降誕劇に出演予定の2人の子供がインフルエンザでダウンしてしまい、時期的に暇な孝仁と恭太郎に代役を頼む。工は、外から練習をこっそり覗くアンニュイな女性が気になっていた。
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