誕生の経緯とその後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 05:23 UTC 版)
「となりの801ちゃん」の記事における「誕生の経緯とその後」の解説
本来“801ちゃん”(やおいちゃん)は、その風貌とネーミングによって一時インターネット上で話題となった京都市北区御薗橋801商店街のマスコットキャラクターである。緑色の体と昆虫のように細いがに股の足、ギョロリとした目に牛のような角を持つ。一部でデスピサロの第2形態などとも揶揄された奇怪なデザインと“801”という単語がBLを指す隠語であることから、ネット上で話題になった。“801ちゃん”を見た作者が「うちの彼女の正体みたい」と、執筆を開始した。 本作の801ちゃんは角が耳に置き換わっていたり、目にまつ毛がついているなどオリジナルの801ちゃんよりも可愛らしいデザインになっている。元々は単なるパロディキャラだったはずが、801商店街の公認を得て、本家を凌ぐ知名度を得るに至っている。 第1巻を発行するにあたって大幅な描き下ろしが加えられているが、第2巻に至っては98%描き下ろしであり、「ブログ本」と一概に呼べなくなってきた。 少女漫画版として『別冊フレンド』(講談社)にて『となりの801ちゃん〜腐女子的♥高校生活〜』が連載された。少女漫画版の作画は仁。また、801ちゃんの妹のひなを主人公とするスピンオフ『801式☆中学生日記』がある。 また実写化、ドラマCD化もされた。 2008年8月16日、京都アニメーションによるアニメ制作が発表されたが、同月29日には、制作中止が発表された。2008年9月2日の4コマでは、この製作中止が夢オチネタとして扱われた。その後2009年6月19日にコミック付属のDVDに収録する形で「となりの801ちゃんR」という約90秒のオープニングアニメーションが作成されることが発表された(京アニのものとは完全に別企画)。山本寛が監督を、A-1 Picturesがアニメーション制作を担当する。 2016年12月に、同月発売される『となりの801ちゃん+5』をもって最終巻となることが発表された。
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