設定・脚本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 09:51 UTC 版)
「けものフレンズ (アニメ)」の記事における「設定・脚本」の解説
初期は、30分枠の中でどれくらいアニメにするのかも決定しておらず、半分アニメで半分バラエティの案もあった。PPP予告や動物紹介は、その名残である。また、ジャンルも確定しておらず、萌え系やバトル系の案もあった。吉崎や梶井の消費されるだけのアニメにしないという観点のもと、テンプレートにはまりやすい萌え系やバトル系ではなく、子どもが冒険する今のジャンルに決定した。吉崎から制作側の指示は、過剰なコメディにしないこと、時事ネタやパロディを使わないことだった。この指示も消費されるだけで終わらないエバーグリーンな作品を制作してほしいという意図があった。 冒険ものに決まった当初、ネクソン版アプリと同じようにヒトのいる世界を描くことになっており、主人公とミライとサーバルの三人旅が繰り広げられる予定だった。しかし、吉崎とたつきが廃墟好きであり話が合ったことや、新人声優を使用することが決まっていたこと、メインキャラの3人の中で人間の比率が多かったことなどを総合的に判断し、ネクソン版アプリとは異なるヒトのいない世界で、主人公とサーバルとロボットのラッキービーストの3人旅という形に変更することを吉崎が提案した。制作が開始した後の決定だったため、制作側はVコンテまで完成していたものを捨て、新しく制作をスタートさせた。
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設定・脚本(2)
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「けものフレンズ (アニメ)」の記事における「設定・脚本(2)」の解説
木村やますもとによるとメインとなるのは、人間と動物ないしは人間と動物園の関係。そして、「人間にとって家とは何なのか」「ヒトが持つ社会性」をテーマにしている。 1作目のキャラクターも登場するが、1作目の続編ではなく、本作独自の新しい物語でけものフレンズという世界の再提示を行っている。物語の基本構造は1作目を踏襲している。1作目との差別化のために、カラカルを登場させることやラッキービーストを交代する要素を入れた。 ストーリーは、木村以外にもプロデューサーの要求や吉崎のアイデアなど、様々な人間の手が入っている。その上で、毎週の木村、ますもと、沼田の3人のシナリオ会議を経て作られていった。ますもとによると、第1話完成までに漕ぎ着けるまでが時間がかかり、会議も創造と破壊を繰り返した後の難産だったという。登場するフレンズの選定は、人気フレンズとPPPを出すことは吉崎からの提案があり、次にますもとが物語の中で動かしやすいフレンズのリストアップがあり、最終的にその中から映像として動かしやすいフレンズを選んだ。
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