親日である人を表す言葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 09:13 UTC 版)
一般に親日である人を表す場合には「親日家」や「親日派」が用いられる。 フランスでは日本びいきの人を指す語として「タタミゼ」、中華民国(台湾)においては特に親日の若者を指す語として「哈日族」がある。 タイではラーマ9世が、公式、非公式で訪れることの多い秋篠宮文仁親王に対し「我が子と同様」として懇意にしていた。 朝鮮語では「知日派(チイルパ)」と言う。一方、朝鮮語での「親日派(チニルパ)」は日本統治時代の朝鮮(韓国併合)の「親日反民族行為者」を指し、 日韓併合時代に日本に友好的であったことは自国への裏切りという考えから(韓国・朝鮮に対する)「売国奴」の意味になる(詳しくは朝鮮語版ウィキペディアの当該ページを参照)。右派の産経新聞でソウル支局記者だった黒田勝弘は、韓国は公式的な場では「反日」であるが非公式な場では「親日」の面もあり、「昼は反日、夜は親日」と言う言葉があったとしている。1989年のソウル五輪開催後、韓国国内では親日家が売国奴と同義に使われている事が日本国内で報道され始めると、親日家と言う言葉自体が新聞紙面やTV報道から排除駆逐され知日家と言う言葉に置き換わった[要出典]。 欧米のネット上では、日本文化に執着する人々を侮蔑的にウィアブー(weeaboo)と呼ぶことがある。 この言葉は当初はWhite JapaneseやWestern Japaneseを省略したWapaneseという言葉で表されていたが、差別用語としてインターネットの英語圏の日本関係フォーラムで使用禁止となり、Wapaneseと書き込むと自動的に意味のない間投詞ウィアブーに置き換えられたことからウィアブーそのものが英語圏の親日家や日本被れの者を指すようになった。短縮してweebとも言う。
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