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西之香【ニシノカオリ】(果樹)

※登録写真はありません 登録番号 第8557号
登録年月日 2000年 12月 22日
農林水産植物の種類 かんきつ
登録品種の名称及びその読み 西之香
 よみ:ニシノカオリ
品種登録の有効期限 25 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
品種登録者の住所 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1
登録品種の育成をした者の氏名 七条寅之助、奥代直巳、石内傳治、生山巌、高原利雄、松本亮司、村田広野浅田謙介山本雅史、池宮秀和山田彬雄、家城洋之、内原茂、吉永勝一國賀
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は,「清見」に「トロビタオレンジ」を交配して育成されたものであり,果形が扁球,果重が中,果皮色が赤橙育成地(長崎県南高来郡口之津町)では12月下旬成熟するかんきつである。姿は開張大きさ及び樹勢は中である。太さ及び節間長は中,とげの多少は少である。葉身の形紡錘形波状程度葉身大きさ及び葉身長は中,葉身幅は狭,網脈の鮮明度はやや明瞭である。翼葉の形痕跡葉柄長さは短,太さは細である。花序形成は単生,花(花蕾)の重さは重,花弁の形は紡錘形長さ及び幅は中,色は白,数は5花糸分離程度分離花粉多少は中である。果実の形は扁球,果形指数は中,果頂部の形は陥没放射条溝の有無は無,凹環の有無は無,果梗部の形は球面放射条溝の多少は少である。果心の充実度は粗,大きさは小,果実重さは中,果皮の色赤橙,油胞の大きさ大小混合密度は中,凹凸凹凸混合,果面の粗滑は中,果皮厚さは薄,果皮歩合は小,剥皮難易は易である。じょうのう膜の硬さは軟,さじょうの形は中,大きさは小,色は濃である。果汁多少はやや多,甘味は高,酸味は低,香気多少及び種子数は少,胚の数は単胚である。発芽期及び開花期は中,成熟期は早で育成においては12月下旬である。隔年結果性は中,浮き皮果の発生は無,裂果発生は少,貯蔵性は中である。「清見」と比較して果皮の色赤橙であること,果皮が薄いこと等で,「あまか」と比較して,果形が扁球であること,酸味が低いこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は,昭和41年農林省園芸試験場興津支場(現農林水産省果樹試験場カンキツ部(静岡県清水市))において,「清見」に「トロビタオレンジ」を交配しその実生を同カンキツ部(長崎県南高来郡口之津町)に移植平成4年から系統適応性検定試験実施して特性の調査行い9年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである。なお,出願時の名称は「カンキツ口之津20号であった




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