西宮花1号【ニシノミヤハナ1ゴウ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8502号 |
登録年月日 | 2000年 11月 7日 | |
農林水産植物の種類 | ベロニカ | |
登録品種の名称及びその読み | 西宮花1号 よみ:ニシノミヤハナ1ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 西宮市 | |
品種登録者の住所 | 兵庫県西宮市六湛寺町10番3号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 田中俊、船越秀史、能勢健吉、池田美土 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,トウテイランにベロニカ スピカタ「ロセア」を交配して育成されたものであり,草型はクランプ型の直立,花は浅青紫色の一重咲で,鉢物及び花壇向きの品種である。草型1はクランプ型,草型2は直立,草丈及び茎の太さは中,色は灰緑,茎からの分枝数は少,節間長は中である。葉序は対生,ロゼット葉の有無は有,茎葉の葉身の全形は披針形,葉縁鋸歯の有無は有,茎葉の葉身長はやや短,幅は狭,葉表面の色は暗黄緑(JHS カラーチャート3508),裏面の色は穏黄緑(同3514),斑の有無は無,葉柄の長さは無又は極短,葉数は中である。花序の形は総状花序,着生位置は頂生,分枝節位数は2~3節,長さ及び幅は中,向きは上向きである。小花の形1は一重,花弁の重なりは無,小花の形2は皿形,大きさは中である。花弁表面及び裏面の地色は浅青紫(同8008),形は卵形,先端の形は鈍形,数は4である。がく片の形は長楕円形,がくの大きさは中,色は穏緑(同3715),雄ずい及び雌ずいの長さは長,雌ずいの色は紫,葯の色は灰青紫(同8012),小花柄の長さは中,一花序の花数は多である。花の香りは無,開花始期は夏咲き,開花期は中である。「ブルーリーセン」と比較して,草型1がクランプ型であること,茎の色が灰緑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成3年に出願者の温室(兵庫県西宮市)において,トウテイランにベロニカ スピカタ「ロセア」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「西宮洞庭1号浅葱」であった。 |
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