蘭山学園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 04:55 UTC 版)
東京都にある全国屈指のテニス名門私立校。共学校。 鯨岡 "ミリアム" 洋平(くじらおか ミリアム ようへい) 一年。 小笠原出身(小笠原諸島に入植したアメリカ人、トーマス・ミリアムの末裔)。「くじらサーブ」の使い手。乗船中に船内で壁打ちをしている彼に愛が興味を持った事から2人の縁が始まる。 都予選で3連続ラブゲームを達成し、それまで無敗だった山城剛に圧勝したことから、「怪物」と呼ばれるようになる。 東京都シングルス優勝。インターハイ準優勝。 成長後結婚し(妻が誰かは不明)「愛海」と言う一人娘を授かるも離婚。その後、母親に習ったと言いながらかつての自分のように船内で壁打ちをしている少年と愛海が話をしている所に出くわす。 山城 剛(やましろ ごう) 二年。前年の大会で全国1位という実績を持ち、国内では無敗、漣を除いて1セットすら取られたことが無かった。漣とは幼馴染である。小学生の頃に両親が自分の試合を応援に駆けつける際事故にあい、父親は死亡、母親は植物人間となってしまったことにより、勝つことに異常な執着を持ち、勝つたびに母親がこちらの世界へ帰ってくると信じている。それ以来人一倍に練習を重ね、かつては一度も勝てなかった漣を凌駕する実力と「天使のダンス」と呼ばれる程のハイレベルなオールラウンドスタイルを身に付けた。しかし洋平という壁にぶつかってしまった事により、勝つことを求めて旧東ドイツに渡り、脳のドーピングを施してまで勝利にこだわり続ける。 ドーピングによる限界を超えた能力で他者を圧倒するも、インターハイ準々決勝で愛のイルカ∞を打ち返し続けた結果肉体がオーバーロードを起こしてしまう。その後は一方的にゲームを逆転されかけるも、漣が連れて来ていた母親が呟いた言葉を愛から聞き、かつての勝ち負けにこだわらないテニスへのひたむきな気持ちを思い出し、自分と漣を信じて闘い続けた愛によって勝利への執着から解放される。その後は以前の最強と呼ばれたプレイスタイルに戻し愛と互角に渡り合うも、既に限界を超えていた肉体を酷使していた為ゲーム途中で棄権する。後年はドーピングのリハビリを行った後、洋平と共同でテニススクールを経営している。 森野 くるみ(もりの くるみ) 一年。洋平に好意を持っており、洋平が何かと気に掛けている愛が女の子と知ってしまった時には激しい嫉妬に駆られて対戦相手に素性をバラしてしまったりなどしていた。
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