藤子Fの生前とは? わかりやすく解説

藤子Fの生前

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 06:26 UTC 版)

大長編ドラえもん」の記事における「藤子Fの生前」の解説

月刊コロコロコミック1980年昭和55年1月号より第1編となる「のび太の恐竜」の連載を開始。元々は1975年昭和50年)に短編として発表されていた作品であった1979年同作映画製作決定したため、内容大幅に加筆し映画原作用の長編したものであった同年9月より連載を開始した第2編のび太の宇宙開拓史以降全て描き下ろしとなる。概ね毎年9月号か10月号に連載始めて映画上映が近い3月号か4月号に完結するもので1シリーズ5-6程度連載だった。 当初単行本化はされずに『コロコロ増刊の〈カラーコミックス〉として1編ずつをまとめたものが発行された。〈てんとう虫コミックス〉での単行本の発行開始されたのは1983年昭和58年)からであり、最初に単行本化されたのは同年連載終了したVOL.4のび太の海底鬼岩城」。以降作品原則として連載終了同年単行本発行されている。(詳細は#単行本参照第1編以降3月映画公開先行してコロコロ』で連載というスケジュール毎年発表続けられたが、1988年昭和63年公開となったのび太のパラレル西遊記』は藤子F体調不良のため原作漫画執筆されていないこのため映画第10作原作となる「のび太の日本誕生」は『大長編ドラえもん』では第9編となり、以降作品では映画漫画通算数に1つのずれが生じている。 また、1991年平成3年)から1992年平成4年)にかけて連載されVOL.12のび太と雲の王国」は藤子F体調不良のため最終2話連載当時には執筆されず、『コロコロ』には藤子・F・不二雄プロによる「完全ビジュアル版イラストストーリー」(イラスト文章)が掲載された。連載同年単行本発行もされずにいたが、1994年平成6年)に完結編『ドラえもんクラブ』掲載され同年単行本発行された。このため例年通り発行されVOL.13のび太とブリキの迷宮」よりも遅い単行本化となっている。「完全ビジュアル版イラストストーリー」は映画漫画のどちらの物語展開とも異な内容だが、単行本関連書籍には未収録となっている。 1996年平成8年)、VOL.17のび太のねじ巻き都市冒険記」の執筆中に藤子F死去。同編が遺作となった自身ペン入れまで行ったのは最初カラー3ページのみで、残り藤子Fネーム原案元に藤子プロ制作した。この「のび太のねじ巻き都市冒険記」までが藤子・F・不二雄作品とされている。

※この「藤子Fの生前」の解説は、「大長編ドラえもん」の解説の一部です。
「藤子Fの生前」を含む「大長編ドラえもん」の記事については、「大長編ドラえもん」の概要を参照ください。

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