葛飾北斎と甲斐国とは? わかりやすく解説

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葛飾北斎と甲斐国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/01 06:40 UTC 版)

葛飾北斎と甲斐国(かつしかほくさいとかいのくに)では、江戸時代後期の浮世絵師葛飾北斎が描いた甲斐国山梨県)に関する総説を記述する。なお本項は、井澤・宮澤(2011・12)論文[1][2]に多くを負うている。


注釈

  1. ^ なお、『八朔祭屋台後幕 竹林猛虎図』のみは、甲斐ゆかりの作品ではあるが、甲斐風景を描いた図ではない。
  2. ^ 別称に七面天女、七面大明神
  3. ^ 永田生慈は、北斎が江戸以外で確実に訪れた地として、宇都宮木更津名古屋浦賀小布施、訪れた可能性がある所として、伊勢紀伊国大坂京都房総、不確かであるが、言い伝えがある地として、古河銚子下総国)、下野国深谷・新庄(武蔵国)、松代信濃国)、吉野大和国)を挙げている。甲斐国には一切言及が無いので、訪れていないと考えるのが妥当である[11]
  4. ^ 「此編は翁諸州を遊歴せる比、普く勝概を捜り佳景を策め山川原野閭巷僻陋幽遽の地といへども遺漏なく其真趣を摸写し筐笥に秘蔵する縮図」[13]とあり、北斎が実見した図であると記されているが、その後に「翁僕に語りて曰く、我真面目の画訣この譜に尽くせり」とあるので、「此編は…縮図」の部分は、北斎自身の言葉ではないことになる。なお、引用文の正字は常用漢字に直した。

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