柳文朝_(2代目)とは? わかりやすく解説

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柳文朝 (2代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/15 07:09 UTC 版)

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二代目 柳文朝(にだいめ やなぎ ぶんちょう、生年不明 - 文政3年4月8日1820年5月19日〉)とは、江戸時代浮世絵師

来歴

初代柳文朝の門人、江戸尾張町(現在の銀座五〜六丁目)に住む。作画期は文化の頃から没年にかけてで、『増補浮世絵類考』には「呉服屋の仕入物などに画名見ゆ」とあり、作に尾張町にあった呉服太物店の布袋屋や、芝口の呉服店松坂屋の景色を描いた肉筆画が伝わっている。錦絵は描かなかったという。

作品

  • 貴賤三美人図」 絹本着色 メトロポリタン美術館所蔵
  • 「尾張町布袋屋正月店頭図」 絹本着色 ケルン東洋美術館所蔵 ※印文不明の白文円印と「文朝」の朱文方印あり(落款なし)
  • 「芝口松坂屋呉服店初売図」 絹本着色 ジェノヴァ東洋美術館所蔵 ※「桺文朝」の落款、印文不明の朱文円印と「文朝」の朱文方印あり
  • 「駿河町越後屋図」 板地着色、絵馬 金刀比羅宮博物館所蔵

参考文献

  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年
  • 楢崎宗重編 『秘蔵浮世絵大観10 ジェノヴァ東洋美術館Ⅰ』 講談社、1987年
  • 楢崎宗重編 『秘蔵浮世絵大観 別巻 チェスター・ビーティ/ケルン/アムステルダム ヨーロッパ浮世絵蒐集ガイド』 講談社、1990年



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