菌・ウイルス科13班
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「ダブルゲージ」の記事における「菌・ウイルス科13班」の解説
アルツ 本作の主人公。身長:176センチメートル、体重:52キログラム(よく変動するらしい)。血液型:O型。(2012年7月号『コミックジーン』より)特殊医療機構“アスクレピオスの杖”の菌・ウイルス科13班に所属する対“疫神”専門の薬剤師。世界に存在する抗“疫神”薬の7割を製造しており“アスクレピオスの杖”でも群を抜いた実力の薬剤師“四薬天(ヒユギエイア)”の1人。自身の体に疫神を宿しており、その事実は“アスクレピオスの杖”の最高機密であり最大の禁忌。極度の虚弱体質であり、作中ではよく何かしらの体調不良を訴えているが、助手のミラドールからは一蹴されている。あまりにも極度の虚弱体質なためにそれを補う極端に強い異常聴覚を持っているとされていたが実際はアルツの眼に疫神が包埋されており、眼が見えないために疫神が聴覚、嗅覚、触角、味覚を異常なまでに鋭くした。戦闘の際には虚弱体質のために自身に薬を打ってドーピングして戦っており、武器はミラドールが取り出す注射といった医療器具を用いる。PLT硬化真空注射器“マルク”と呼ばれる先端部の針が高速で回転するミラドールの血を極限まで硬化させた注射器を戦闘時に奥の手として用いる。ちなみにミラドールは血が止まらなくなるためにマルクを使うのにはあまり賛同的ではなく、更には使用したアルツに大きな反動を伴うため、正に奥の手である。虚弱体質なために弱気な発言が多いが苦しんでいる患者を助けるという信念は決して揺らぐことはない。しかし虚弱体質なために大事な場面で決まらないことが多い。ミラドール曰く「史上最強にして最弱の薬剤師」。好物はシュークリームで、自作もする。 ミラドール 本作のヒロイン。特殊医療機構“アスクレピオスの杖”の菌・ウイルス科13班に所属するアルツの助手を務める小柄な少女。感情を表に出すことは少なく、常に無表情で毒舌家。大食漢。誰に対しても素っ気ない態度だがアルツに対してはやたらと毒舌を披露している。戦闘の際には手のひらに描かれた模様から武器(注射など)を取り出し、アルツのサポートを行う。アルツの中の疫神が表に出た際はアルツを一度殺すことで疫神が出てくるのを防いでいる。一方的に妹だと思い込んでいるハルシオンに対しては武器を向け、怒りを露わにすることもある。お菓子全般が好きなようでアルツがシュークリームを作る際には自分の分を催促しているが作中では度々アクシデントが起こりアルツのシュークリーム作りは成功したことがない。
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