若年寄支配
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/19 15:41 UTC 版)
以下の役職は仙台市史の組織図で若年寄直下に位置づけられているもの。『宮城県姓氏家系大辞典』記載の追記部分は(宮)と末尾に表記。 江戸番頭 半年交代で江戸詰め。役列は番頭格以上。 江戸において、客の対応、他家への使者などを担当。(宮) 公義使 初名は聞番。他藩の江戸留守居に相当する。他藩での定府を仙台藩では「江戸定詰」と呼ぶがその代表的な役職。役列は召出以上。役高300石。 江戸番組頭 贈答方を兼務。 物置〆役 使番 近習 小姓組番頭 小姓頭 藩主側近職。著名人に伊達綱村の治世初期、その後見人の一人である伊達宗勝により重用された渡辺義俊がいる。役列は番頭格以上で基本的には役列は出入司より下座だが、宗勝により奉行の反対を押し切って出入司より上座になったこともある。 右筆、茶道組頭、同朋頭などを統括。 目付 役高300石。藩士はもとより奉行に対しても監察権を持つ。伊達宗勝は重用し、その権限を強化したために、伊達騒動の原因の一つとなる。延宝3年(1675年)に職務の明文化が行われる。 小姓組頭 徒小姓頭 徒目付 徒組 武頭 別名を足軽頭、物頭。 兵具奉行 享保11年(1729年)に屋敷奉行との兼務となる。 刀奉行 不断組頭 名懸組頭 旗元足軽頭 鷹匠頭 厩頭 祭祀奉行 養賢堂目付 堂形指南惣〆役 乱舞方 能関係役職の責任者。大乱舞、並乱舞、能道具師を統括。 奥方目付 連歌師(宮) 着座之医師(宮) 相伴(宮) 目付御使番(宮) 番医師(宮) 小姓与頭(宮) 外人屋御馳走役(宮) 儒者・剣術者・弓鉄砲指南役等(宮) 馬方・天文・暦道・用家業之者等(宮) 学問所御目付(宮) 並医師(宮) 江戸御人足方御医師(宮)
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