若年層への普及
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 00:28 UTC 版)
日本赤十字社では、「赤十字思想誕生150周年」を迎える2013年度以降、明治学院大学(創設150年)と共同宣言(ボランティア・パートナーシップ・ビヨンド150)を締結し、学生など若い世代にボランティア参加を広げていくため、両者が持つ情報や資源の相互提供に務めている。この共同宣言が締結された背景には、日本赤十字社、明治学院大学ともに「国内外の様々な人道的課題に取り組むためには、ボランティアの力が不可欠であり、特に若者の力が求められている」という共通の認識があったことが大きい。 海外たすけあい広報Youth!は、日本赤十字社と明治学院大学の共同プロジェクトの一環として、海外たすけあいを若年層に普及、協力の要請を行う目的で結成されたプロジェクトチームである。このチームには明治学院大学の学生に加え、東京都青年赤十字奉仕団に所属する明治大学、中央大学、跡見学園女子大学の学生も参加し、「10代、20代の人たちに海外たすけあいについて興味を持ってもらう」という使命のもと、2013年9月より同年12月までの期間限定でいろいろな活動に取り組んでいる。 なお、若者世代へ赤十字の使命と活動を知ってもらうというキャンペーン自体は2011年から実施されているものであり、2012年の海外たすけあい関連イベント「赤十字シンポジウム2012」では、子どもたちに「たすけあうことの大切さ」を考えてもらおうと、小学校から高校までの50人ほどの子どもたちを招待し、若年層への海外たすけあいへの関心を高める活動を継続して実施している。
※この「若年層への普及」の解説は、「海外たすけあい」の解説の一部です。
「若年層への普及」を含む「海外たすけあい」の記事については、「海外たすけあい」の概要を参照ください。
- 若年層への普及のページへのリンク