芦ノ湖付近
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:18 UTC 版)
山本 ゆり子(やまもと ゆりこ) 勝次の母。旧姓は吉川。かつては町一番の美人といわれ、結婚した際は多くの男が涙を吞んだ。日本壊滅後は吸血鬼化した元同級生たちに夫を殺され、息子を人質に取られ、毎日強姦されるという日々を送っている。体は噛みつかれた痕の歯形だらけ。 明たちが芦ノ湖に向かっていた間に自宅に金剛が訪れ、彼に強姦された挙句、亡者にされる。明達が死神との戦いを終えて帰って来た際、自身がこのような姿になったのは勝次のせいだと逆恨みし、捕らえて「生ムンジャナカッタ」と言い放つ。この言葉に勝次は絶望し、明に母を斬るよう懇願し、それに応じた明に身体を両断される。しかし亡者故に切られても生きており、勝次を殺害しようとするが、母を信じ続けた息子の姿を見て正気に戻る。その後は明達に自分が亡者にされた経緯を教え、精二を探す明の頼みと、金剛への復讐を果たすべくアジトへの案内人として同行する。上半身のみの状態で毛布に包まれ、勝次の押す台車に乗って移動する。 金剛のアジトへ向かう途中で自身の放つ女の匂いがエテ公を呼び寄せてしまい、匂いを遮るために顔に犬の糞を塗りたくられるも生理が始まってしまう。エテ公から逃れた後、勝次に体を洗ってもらうが、再び現れたエテ公に恐怖して脱糞したネズミの大便を再び全身に浴びる羽目になる。 金剛のアジトにたどり着き、自身を亡者化させたもう一人の金剛が鮫島・勝次・女達に滅多刺しにされ動けなくなった所を付き、首を刎ねてトドメを刺した。金剛と明の戦いが終わった後、復讐を果たした事で間もなく自我を完全に失うことを悟り、勝次に自分がいなくても強く生きることを託し、ホテルから身を投げて命を絶った。 精二の船にいた女 本名不明。精二の船に乗っていた人間の女。吸血鬼達の襲撃の後、死神の襲撃を受けて大半の他の人間が殺される中、吸血鬼四名と部屋に閉じこもって事なきを得るが、その後吸血鬼達に輪姦され続ける。その後船に乗り込んだ明と鮫島に救出されて、吸血鬼三名が殺されるが、残った最後の一人と明達が会話中に今までの怒りからか、鮫島が持ってきた包丁で吸血鬼の頭を滅多刺しにして殺害。その後気が動転して後ずさりした所、うっかり死神に触れて死神を起こしてしまい、その後死神に喰われ死亡する。
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