自民党の方針転換と四月会の動きとは? わかりやすく解説

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自民党の方針転換と四月会の動き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 22:46 UTC 版)

四月会」の記事における「自民党の方針転換と四月会の動き」の解説

1998年平成10年7月参議院選挙後に橋本総理辞任すると、自民党総裁選自民党自由党公明党との「自自公連立政権」の成立進め小渕恵三(後に首相となる)が自民党総裁選立候補し自民党公明党創価学会との対立関係から関係修復に「方針転換」を表明すると、「四月会」がその方針に反対して、1998年平成10年)の自民党総裁選対抗馬となった加藤紘一自民党幹事長)、山崎拓政調会長両氏への支持確認しあわせて自民党公明党との「自公連立政権」の成立方針反対する自民党議員への積極支援表明する。「四月会」のこうした動き対し野中広務内閣官房長官)が批判し自民党総裁選宗教団体くちばしを入れるのは残念で、政教分離を口にされるならば、そういう宗教団体政教分離について責任持って対応されるの正し政治宗教あり方だ」と発言し自民党内の対立一時的に深まる。 野党民主党有志議員勉強会宗教と政治考える会」が発足する最高顧問鳩山由紀夫民主党幹事長代理)、会長熊谷弘民主党選対事務総長)。宗教団体側からは「神社本庁」系の神道政治連盟伝統仏教伝統宗教)系が加盟している全日本仏教会新宗教系が加盟している新日本宗教団体連合会立正佼成会仏所護念会教団などの宗教界関係者自民党系の「四月会」からは俵孝太郎代表幹事)が出席俵孝太郎 氏は「『四月会』は反創価学会だが、自民党応援団ではない。「自自公政権」の成立という方針だから、小渕内閣には厳しく対応していかなければならない」。と自民党以外の政党への支持示唆するが、1998年平成10年)の自民党総裁選では「自自公連立政権」の成立進め小渕恵三自民党総裁当選し国会で内閣総理大臣指名される1998年平成10年)の参議院選挙後に社民党連立政権から離脱して自民党参議院過半数割れとなることが予想された。1999年平成11年)に小渕総理らの自民党執行部は、当時参議院30議席以上を有していた公明党着目して創価学会公明党人脈的に繋がりがある自民党経世会竹下派)を通じて創価学会公明党接近し自公連立政権」の成立向けて自民党公明党との間で「自公連立政権」の成立への協議進められた。1999年平成11年10月自民党自由党との連立政権公明党参加し自自公連立政権」が成立する

※この「自民党の方針転換と四月会の動き」の解説は、「四月会」の解説の一部です。
「自民党の方針転換と四月会の動き」を含む「四月会」の記事については、「四月会」の概要を参照ください。

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