自家用衛星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 14:02 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (しあ-しの)」の記事における「自家用衛星」の解説
自家用衛星(じかようえいせい)は、「自家用衛星」(てんとう虫コミックス第17巻に収録)に登場する。自家用人工衛星とも。 小型の人工衛星、衛星を軌道上に打ち上げるのに使うロケットとその発射台、衛星を操作するデバイス各種がセットになっている。22世紀では「極超大規模集積回路」の開発によって人工衛星はビー玉ほどに小型化されており、自家用に使われているのだという。ドラえもんが所有していた自家用衛星は次の4つ。 偵察衛星(ていさつえいせい) 雲だろうが屋根だろうが透き通して見ることのできる衛星。衛星の捉えた映像は「衛星テレビ」で見る。捉えた映像を撮影し、衛星テレビで印刷することも可能。 テレビアニメ第2作第1期「テレテレホン」(藤子・F・不二雄大全集第15巻収録「テレテレホン」のアニメ化作品。1986年10月31日放送、映像ソフト未収録)にも登場する。 エコー衛星(エコーえいせい) 山のような形の衛星。上空で衛星がある地点の音(空気振動)をキャッチし、電波に変えて送ることでその場の音を聞ける。偵察衛星で映像を見るのと同様、音は衛星テレビで聞く。反対に、衛星のある場所に音を送ることも可能。 気象衛星(きしょうえいせい) 気象観測ではなく、天候を変えるための衛星。衛星テレビとは別の機械で操作する。天候を変える場所を音声で指定した後、「晴れ」「雨」「雪」「曇り」のうちいずれかのボタンで決定。 カクミサイル発射衛星(カクミサイルはっしゃえいせい) 「核」ミサイルではなく、当たると痛い「角」ばったプラスチックの弾を打ち出す攻撃衛星。携帯用の発射ボタンを押すと、いつどこにいても目標物に当てることができる。 これらの衛星は、打ち上げたその日の夜に4つとも地球に落ちた。『ドラえもんのひみつ道具使い方事典1』によると、衛星は6時間しか持たないらしい。 また、単体で「自家用衛星」と称する道具が何度か登場する(「税金鳥」(てんとう虫コミックス第22巻に収録)、『ドラえもん のび太の大魔境』など)。『ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記』など、名称を出さずに同様の道具を使った事例もある。
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