臨床心理士
資格区分 |
国家資格 |
臨床心理士は、心の問題にかかわる「こころの専門家」です。「学校に行けない」「いじめで困っている」など学校に関すること、「家庭内暴力・非行問題」「夫婦・親子関係の困りごと」など家庭内の悩みや、「仕事に行けない」「職場での人間関係」など職場や仕事に関すること、「自分の性格に不満がある」「医師とうまくコミュニケーションがとれない」など性格や健康に関する問題、「子供の育て方がわからない」など育児や障害児(者)の療育に関する悩み、「不安、恐怖、緊張がおさまらない」「現在、将来の生き方がわからない」など災害時等における不安といった、心の問題を解決するのが主な役割となります。 所定の学歴や実務経験を持ち、財団法人日本臨床心理士資格認定協会が実施する国家試験に合格すれば取得できます。 | |
(1)日本臨床心理士資格認定協会が認可する第1種指定大学院(修了後心理臨床経験不要)を修了し、受験資格取得のための所定条件を充足している者、(2)協会が認可する第2種指定大学院を修了し、修了後1年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得のための所定条件を充足している者ほか | |
3万円 | |
61.2%(2004年度) | |
筆記試験(一次試験)10月中旬、口述面接試験(二次試験)11月下旬 | |
東京 | |
財団法人日本臨床心理士資格認定協会 〒113-0033東京都文京区本郷2-40-14山崎ビル4階 TEL.03-3817-0020 http://www4.ocn.ne.jp/~jcbcp/ | |
教育の分野では、地方自治体が設置する教育研究所・教育センター・教育相談室、大学の心理教育相談室・学生相談室、小・中・高校のスクールカウンセラーなど。私立の相談機関では、開業心理相談室、カウンセリングセンターなど。医療・保健の分野では、病院(精神科・心療内科・小児科などの臨床心理室)、精神保健福祉センター、保健所、リハビリテーションセンターなど。福祉の分野では、児童相談所、女性相談センター、更生相談所、身体障害者福祉センター、児童福祉施設など。司法、矯正の分野では、家庭裁判所、少年鑑別所、少年院、刑務所、警察関係の相談室、保護観察所など。労働・産業の分野では、企業内の健康管理室や相談室、公立職業安定所、障害者職業センターなど。心の問題を扱う専門家として、幅広い職場で資格を生かせます。 |
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