聖火の点灯
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「2012年ロンドンオリンピック」の記事における「聖火の点灯」の解説
聖火は、デイヴィッド・ベッカムが舵をとる船でテムズ川から競技場へと運ばれ、スティーヴ・レッドグレーヴに手渡された。聖火台への点灯は過去イギリスで華々しい成績を残した選手から指名を受けた7人の10代のアスリートによって行われた。競技場の中央に、長い棒の先がカラーの花のようになったトーチが参加国の数の204本、放射状に設置されており、それらに点火すると自動的に立ち上がりはじめ、すべてが垂直に起立すると一つの巨大な聖火台を構成した。聖火台のデザインはトーマス・ ヘザウィックが手がけた。これら一連の式典が終わると、ポール・マッカートニーが『Hey Jude』などを歌い、開会式に花を添えた。 聖火台が競技場の中央(フィールド部)にあるため、陸上競技の種目が始まる直前の2012年7月30日に競技場南側スタンドの上部に移設され、1948年に続き今回も聖火ランナーを務めたオースティン・プレイフット(Austin Playfoot)により再点火がなされた。
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聖火の点灯
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「2012年ロンドンオリンピックの開会式」の記事における「聖火の点灯」の解説
「2012年ロンドンオリンピックの聖火リレー#聖火のゴール」も参照 船着き場に到着したベッカムとJade Baileyが、次のランナーであるスティーヴ・レッドグレーヴ(オリンピックのボート競技で金メダルを5個獲得)へ聖火を手渡した。聖火を受け取ったレッドグレーヴはスタジアムへと走り、そこからさらに、7人の若手選手たち(Callum Airlie, Jordan Duckitt, Desiree Henry, Katie Kirk, Cameron MacRitchie, Aidan Reynolds, Adelle Tracey)へ聖火が手渡された。この7名は、イギリスの著名なオリンピックメダリスト達から最終ランナーとして推薦指名された将来を担う10代のアスリートたちであった。 会場を一周した後、新たに6本の聖火用トーチを渡され、7人全員が聖火を掲げて聖火台の点灯へ向け走った。地面に大きな花のように放射線状に広がった装置があり、その先端には、選手団が入場する際、各国が1つずつ運んできた銅の花びら(全部で204個)が装着されていた。7人がそれぞれ銅器に聖火をかざすと、螺旋を描くようにゆっくりと、銅器から銅器へと火が灯った。すべての銅器が灯火すると、銅器を支えるアームが徐々に高く持ち上がっていき、ひとつの巨大な炎となり聖火台へと姿を変えた。聖火台が燃えている間、アレックス・トリンブル(トゥー・ドア・シネマ・クラブ)が「Caliban's Dream」を歌唱した。この曲はアンダー・ワールドのリック・スミスが開会式のために書き下ろした。 そして、トリとしてポール・マッカートニーが登場、「ジ・エンド」のコーダ部分と「ヘイ・ジュード」を演奏・歌唱。ヘイ・ジュードの最後のリフレインの部分では、選手・観客全員での大合唱となって式典を締めくくった。
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