聖火のゴール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/05 02:15 UTC 版)
「2012年ロンドンオリンピックの聖火リレー」の記事における「聖火のゴール」の解説
「2012年ロンドンオリンピックの開会式#聖火の点灯」も参照 2012年7月27日夜、開会式の最中、テムズ川に現存する最古の運河「Limehouse Cut」を[要検証 – ノート]、モーターボートで聖火は運ばれた。後方で操縦するのは、元サッカーイングランド代表のデビッド・ベッカム。前方に同乗し聖火を担当したのは、U-17サッカーイングランド女子代表のJade Bailey。 オリンピック・スタジアム近くの船着き場で船ごしに、スティーヴ・レッドグレーヴ(過去五輪の金メダルを5個獲得したイギリスの元ボート選手)に聖火は託された。 五輪スタジアム・聖火台 スタジアム内まで走ってきたレッドグレーヴから、最終ランナーとなる7人の若手選手たち(Callum Airlie, Jordan Duckitt, Desiree Henry, Katie Kirk, Cameron MacRitchie, Aidan Reynolds, Adelle Tracey)へ聖火が引き継がれ、分けられた。7人が地面にある大きな花のような装置に聖火をかざすと、205(今回の参加地域の数)の器へ炎が広がり、それが立ち上がり聖火台となって一つの巨大な炎になった。聖火台のデザインはトーマス・ ヘザウィックが手がけた。 なお、日本(約40人全員)など数ヶ国の選手団は、入場行進後に場外に誘導されてしまったため、この点火の瞬間に立ち会えなかった。その後、組織委員会側から謝罪があったという。 7月30日までに、聖火台を南側スタンドへ移設する作業が完了した。過去の五輪と異なり、この聖火台は場外からは見えない。8月12日の閉会式で聖火は消え、聖火台も分解され、各選手団がそれぞれの国・地域へ持ち帰る予定になっている。
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