聖火の点火
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 03:53 UTC 版)
「1998年長野オリンピックの開会式」の記事における「聖火の点火」の解説
国歌演奏後、クリス・ムーンと子供たちが上述のテーマソングを歌いながら聖火を持って入場した。 聖火はその後、子供達に見守られながら千葉真子(1997年世界陸上選手権10000m銅メダリスト)に引き継がれ、ムーンと同様に子供達とスタジアムを走った。聖火が河野孝典、阿部雅司、三ヶ田礼一(それぞれ1992年アルベールビルオリンピック、1994年リレハンメルオリンピックノルディック複合団体の金メダリスト)の3人へ引き継がれると、音楽は和太鼓の演奏に変わり、3人でスタジアムを半周した。聖火がステージ上で鈴木博美(1997年世界陸上選手権女子マラソン金メダリスト)へ引き継がれると、音楽はジャコモ・プッチーニ作曲のオペラ「蝶々夫人」の中の『ある晴れた日に』に変わり、鈴木は聖火台への159段の階段を一気に駆け上がる。聖火台の下には扇子のオブジェが設置され、そのオブジェが回転すると、その下から舞台がせり上がり、最終聖火ランナーを務める伊藤みどり(1992年アルベールビル五輪女子フィギュアスケート銀メダリスト)が十二単をモチーフにした衣装を身にまとって登場。聖火が引き継がれると再び舞台が上昇し、伊藤が聖火台に火をかざすと、明るい空をバックに聖火が灯った。
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