照葉大吊橋
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/21 08:37 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動照葉大吊橋(てるはおおつりばし、綾の照葉大吊橋)は、宮崎県東諸県郡綾町の本庄川(綾南川、大淀川の支流)に架かる吊橋。土木学会デザイン賞 2004 優秀賞 受賞。
概要
照葉樹林一帯が九州中央山地国定公園に指定された後の1984年3月28日に架橋された、長さ250.0m、高さ142.0mの歩行者専用の鋼製の長経間2ヒンジ補剛吊橋である。高さ142.0mは歩行者専用の吊橋としては日本で2番目(2006年10月に大分県玖珠郡九重町の九重"夢"大吊橋(高さ173.0m)に破られた)の高さを誇り、吊橋の近辺にはそれぞれ「歩く吊橋 世界一」・「照葉樹林の自然 日本一」と彫られた石碑がある。その絶景から絵はがきで紹介されることが多い。
2010年10月より老朽化のため、総事業費約3億2000万円をかけて架け替え工事に着工[1]。完成は当初予定は2011年3月であったが、2本の主塔も造り替えたため工期が延び同年10月5日に1年ぶりの開通となった[1]。橋の規模は以前と同じだが足場の一部を網状にして、下を見通せるようにし[1]、スリル感が増している[2]。
主要設計
- 形式:長経間2ヒンジ補剛吊橋(鋼製)
- 竣工:1984年(昭和59年)3月28日
- 長さ:250.0m
- 高さ:142.0m
- 幅:1.2m
- 主塔の高さ:28.0m
- メインケーブル:直径50.0mm×4本
交通
電車・バス
車
脚注
- ^ a b c “「照葉大吊橋」1年ぶり開通”. 読売新聞. (2011年10月6日) 2011年10月9日閲覧。
- ^ 照葉大吊橋リニューアルオープンのお知らせ
関連項目
外部リンク
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座標: 北緯32度1分47.41秒 東経131度11分39.36秒 / 北緯32.0298361度 東経131.1942667度
固有名詞の分類
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