粛清された過去の所属者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 13:30 UTC 版)
「職業・殺し屋。」の記事における「粛清された過去の所属者」の解説
山背風(やませ) 普段は温泉旅館の支配人をしている老人。殺しの武器は鉈。依頼人を殺し金品を奪ったため粛清対象となり、蟷螂に顔を輪切りにされて死亡。 双頭の蛇(そうとうのへび) 笑い顔と泣き顔の仮面のような表情が特徴の双子の殺人者。本名は不明。「嬉しい」が口癖の笑い顔が兄で、「悲しい」が口癖の泣き顔が弟。殺しの武器は昆虫標本のそれと似た長釘で、相手に投げつけて串刺しのめった刺しにする。ホモの関係にあり、兄は弟の手でないと性欲を満たせないらしい。 昆虫採集が趣味で、幼いころ捕まえた昆虫に注射針を刺したことに端を発して「串刺し」の快感に目覚める。現在は買い上げた公団住宅の一角の中で世界中の昆虫を飼育しており、その資金の捻出と、「串刺し」による殺人願望を満たすための手段として職業・殺し屋。に入る。しかし、できるだけ安く落札する逆オークションのシステムは資金稼ぎにはデメリットであり、あるヤクザの組長を標的として殺害した際に金品を強奪し、さらに周囲にいた組員も皆殺しにしたことから裏切り者として粛清対象にされる。 オーナー宮内啓の指令で来た蜘蛛と、殺された組長の娘の薫、元組員の赤松と対戦。女性を人間爆弾に使った奇襲攻撃で一度は蜘蛛を行動不能に追い込み、薫を庇おうとした赤松も倒したが、二人の前で強姦した薫が奮起して反撃に出たことを契機に、蜘蛛と赤松も復活。弟は赤松の怒りの拳に粉砕され、兄は逃げようとしたところを蜘蛛に四肢を切断され、薫に止めを刺された。 岩男 正安(いわお まさやす) 過去に職業・殺し屋。に属していたが、より自由に殺しを楽しむため、自ら「殺人家族」なる殺し屋のサイトを立ち上げた。家族設定は父で、生真面目な中年のサラリーマン。52歳。名前は仮名であり本名は不明。 刃渡りの長い包丁をナイフ投げのように軽々と使いこなすなど、常人に比べれば実力は高く、自称「プロの殺し屋」。しかしオーナーである宮内啓には顔を知られておらず、殺人ランクは低かったようである。蜘蛛たちによって他の家族と共に処分される。
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