簡牘とは? わかりやすく解説

かん‐どく【簡×牘/×竿×牘】

読み方:かんどく

《「かんとく」とも。「簡」は竹の、「牘」は木の。昔、紙のなかったころ文字書き付けたころから

手紙書簡簡札(かんさつ)。尺牘(せきとく)。

文書書き物書札。牘書(とくしょ)。

「その—を読むに非(あら)ざれば」〈中村訳・西国立志編


簡牘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/30 23:39 UTC 版)

戦国楚竹簡上海博物館蔵)
居延漢簡木簡(台湾中央研究院歴史語言研究所蔵)

簡牘 (かんどく、中国語: 简牍英語: Bamboo and wooden slips)とは、おもに中国の古代に文字が書かれた竹片木片のこと。このうち、竹製のものを竹簡と呼び、木製のものを木簡といい、総称して簡牘(「簡」)と呼ぶ。[1]中国では木簡に比べて竹簡の数が多いため、竹簡を木簡も含む「簡牘」の意味でも使われるが、朝鮮や日本では竹簡はまれでほぼ木簡であるので、竹簡と木簡を厳密に区別して使う場合が多い。

概要

中国で紙が普及する以前は、記録媒体として竹簡が使われていた。現在発見されている竹簡は主に戦国時代、秦、漢、三国時代のもので、中原地方では遅くとも東晋新疆地方では遅くともの時代のもので、竹片を糸や牛革のロープで編んで本を作っていた。

簡牘の例

参照項目

脚注

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