敦煌懸泉置漢簡とは? わかりやすく解説

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敦煌懸泉置漢簡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/27 09:27 UTC 版)

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敦煌懸泉置漢簡
正式名称 敦煌懸泉置遺址出土簡牘
通称 懸泉置漢簡
作製年代 前漢元鼎6年(前111年)-後漢永初元年(107年
発見年月 1990年10月
出土地  中国甘粛省敦煌市懸泉置遺址
敦煌郡效穀県
発見者 甘粛省文物考古研究所
所蔵者 同上
資料データ
種別 木簡
数量 約35000枚(総数)
約23000枚(有字簡のみ)
寸法 長さ23-23.5cm
幅3-5cm
内容 詔書・通行文書・律令・司法文書・簿籍・私信・典籍など
書体 古隷・八分・草隷・章草など
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敦煌懸泉置漢簡』(とんこうけんせんちかんかん)は、中国甘粛省敦煌市で出土した漢代の簡牘である。

概要

1990年10月から1992年12月にかけて、甘粛省文物考古研究所が敦煌市莫高鎮の甜水井付近の懸泉置遺跡を発掘した。懸泉置は漢代の敦煌郡效穀県に属し、ここにシルクロード東西交通の要衝に位置する郵駅施設があった。塢院や灰坑から簡牘35000枚あまりが発見され、そのうち有字簡は23000枚あまりである。紀年を有する簡は1900枚あり、前漢武帝元鼎6年(紀元前111年)から後漢安帝永初元年(107年)に及ぶ。

内容は詔書・通行文書・律令・司法文書・簿籍・私信・典籍などである。

参考文献




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