策謀宇宙人 デスレム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 08:18 UTC 版)
「ウルトラマンメビウスの登場怪獣」の記事における「策謀宇宙人 デスレム」の解説
第43話「脅威のメビウスキラー」、第45話「デスレムのたくらみ」に登場。 皇帝であるエンペラ星人に仕える暗黒四天王の1人で地位は「謀将」。3万年前から皇帝に従軍し、伝説の「ウルトラ大戦争」にも参加したため、ウルトラ一族にも深い恨みを持っている。四天王の中では古参であるためか、新参のヤプールを快く思っていない様子。骨と肉が逆転したような外見が特徴で、扇のような形の左手「デスレムクロー」を振って天空から無数の破壊光弾を降り注がせる術「デスレムインフェルノ」は、左手を振り上げることで「天地煉獄光」として地面から放つことも可能。 地位の通り卑劣な謀略を好み、月から帰る途中のフェニックスネストを襲撃し、あえて脱出させたジョージ以外のクルー全員を人質にとる。そしてジョージを通してメビウスに「自分との戦いで完全に敗北しろ」と伝え、動揺したメビウスを初戦で叩きのめす。これは人類とメビウスの不和を生み出そうという意図を組み込んだもので、その目論見通り本気を出せないメビウスとGUYSに世論は厳しい批判を向けてしまい、メビウスを一時的に人間不信へ陥れる。しかしテッペイの機転で地上の電波受信機に向けて発信されたGUYSクルーのメッセージを受けて再び気力を取り戻したメビウスに圧倒され、人質にとったフェニックスネストを破壊しようとするも救援に現れたウルトラマンジャックに阻まれ、最後はバーニングブレイブのメビュームバーストとジャックのスペシウム光線を立て続けに受けて爆死した。 後日談に当たる『ウルトラマンプレミアステージ』では暗黒エネルギーの影響で他の四天王共々復活。皇帝を復活させるためにファントン星人の息子フォンタが持つ絵本「星空の涙」を大人気なく本気で狙う。多数の怪獣・宇宙人軍団を引き連れてメビウスやGUYS、ウルトラ兄弟を苦しめるが、最後はウルトラ兄弟たちの救援に駆けつけたウルトラマンネクサスとウルトラマンマックス、ウルトラマンゼノンに倒された。 声:郷里大輔 スーツアクター:相馬絢也 デザイン:酉澤安施。デザインコンセプトは筋肉と骨の逆転。 初期の名称はジェノア。 「デスレムインフェルノ」や「天地煉獄光」の名称は『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』にて付けられた。
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