等速ジョイントの実用化とは? わかりやすく解説

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等速ジョイントの実用化

等速ジョイント原理は、入力軸と出力軸中間にあって回転伝え複数ボールが両軸間角度2等面上、すなわち、両軸が対称関係をなす基準面上に常に位置するようにボール溝を設定することにある。
・この原理活用した等速ジョイントは、イギリスGKM考えられていたが、実用化には至っていなかった。
・そこで、NTN(当時東洋ベアリング)と富士重工とが共同開発行い世界初構造をもつ伸縮可能な等速ジョイント試作試験確認重ねた結果、ついに実用化こぎつけた

保管場所:富士重工業株式会社スバル技術本部技術管理部(〒373-8555 群馬県太田市東本町10-1)

製作(製造)年:1966

製作者(社):富士重工業株式会社

資料種類:保存

現状:非公開

名称 / 製作
会社名:富士重工業

適用車種:スバル1000

製作年:1966

仕様

効能
構造方式手段・方法:内輪延ばして内面に溝を切り、ボールによるスライド機能もたせる構造

機能作用:伸縮吸収する機能をもち、且つ角度がついても等速回転伝える。

効果:FF車最大問題点であったユサユサ振動解決

特徴:GKN発案になる等速ジョイントDOJ(ダブル・オフセット・ジョイント)は、NTN(当時東洋ベアリング)との共同開発において、世界で初め試作され、伸縮可能な等速ジョイントとして、その後世界FF車発展大きく寄与した

参考文献:内燃機関3311号富士重工三十年史富士重工技術人間史スバル生んだ技術者たち」

その他事項:設計者(代表):小口芳門;実写所在:スバルギャラリー(太田);



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