第5節「幼なじみ編」
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「ロス:タイム:ライフ」の記事における「第5節「幼なじみ編」」の解説
選手のスケールは、想いに比例する - 元イングランド代表 L・コーエン ロスタイム:3時間13分 ストーリー 森保甫は自作の漫画が漫画誌「コミックチェケラ」の新人コミック大賞でグランプリを受賞。ようやく幼い頃からの漫画家になるという夢が叶い、母親にも呆れられるほどの有頂天ぶりだった。だが、デビュー作の原稿を編集部に届ける途中、甫は立ち寄った書店でガス爆発に巻き込まれてしまう。事故に巻き込まれた人々がロスタイムを迎える中で、3時間13分のロスタイムを与えられた甫は自分が死んだことに気付き、原稿を届けようと編集部に向かうが、途中で幼なじみの由香里の家へ行き先を変更する。そこで由香里の結婚話を知り、途方に暮れた甫は幼い頃よく遊んだ公園で偶然由香里と出会う。二人は思い出話を語り合り、互いの想いを伝え合うが、残された時間がわずかとなった時、甫は思わぬ形で意外な事実を知ってしまう。 登場人物 森保甫 - 伊藤淳史、畠山紫音(幼少期) 自作の漫画「ロケットばあさん」が漫画誌「コミックチェケラ」の新人コミック大賞でグランプリを受賞し、幼少からの夢だった漫画家になったばかり。デビュー作の原稿を編集部に届ける途中、立ち寄った書店で爆発事故に巻き込まれる。 吉田由香里 - 美波、中本葉月(幼少期) 甫の幼なじみで、自分の子分である甫に色々と「命令」し、よく甫の書いた漫画の漢字の間違いを添削していた。だが、大人になってからもこれといった夢もなく、だらだらとしていた。父親の上司が薦めた相手との結婚が決まっている。 井間行造 - 中津川朋広 書店の店員。甫と同時にロスタイムを迎え、3時間25分のロスタイムが与えられる。 書店の子供たち - 足立和優(男の子)、森田想(女の子) 書店にいた子供たち。甫と同時にロスタイムを迎え、3時間5分のロスタイムが与えられる。女の子は自分の漫画を自慢する甫のことを「変なおじちゃん」呼ばわりしている。 阿良奈二香 書店の客。甫と同時にロスタイムを迎える。 谷田郁乃 書店の客。甫と同時にロスタイムを迎え、5時間29分のロスタイムが与えられる。 吉田泰子 - 阿部朋子 由香里の母親。甫の事も知っていて、彼に自分の娘の結婚が決まった事を伝える。 尾元勇蔵 - 温水洋一 出版社に自ら綴った自伝を売り込みに行くが、誤って漫画誌の編集部に原稿を持ち込んでしまう。そこで編集長から漫画を勉強しろと言われたため、手本となる本を探しに立ち寄った書店で、甫から受賞作の自慢をされてしまう。その後、甫の描いた「ロケットばあさん」をそのままパクった「ロケットじいさん」を描き上げ、再度編集部に持ち込むが、編集長に冷たくあしらわれる。
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