第45回総選挙、民主党会派入り
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「新党大地」の記事における「第45回総選挙、民主党会派入り」の解説
2009年(平成21年)7月17日、郵政民営化に反対して自民党の公認を失い、前回総選挙で落選した八代英太元郵政大臣が入党。次回総選挙において比例北海道ブロックの名簿単独2位で出馬することを表明した。また前回と同様に鈴木代表を名簿単独1位に据え、同3位に鈴木の秘書である浅野貴博を、同4位に党副代表のHANAジュンコを、それぞれ擁立した。 同年8月30日執行の第45回総選挙では、比例北海道ブロックで43万3122票(得票率13.0%)を獲得、比例名簿1位の鈴木に議席が配分された。得票数・得票率ともに前回からほぼ横ばいであり、地域別の得票状況も前回と同様の傾向を示した。 総選挙直後の第172特別国会より民主党・新党日本および一部無所属議員と統一会派「民主党・無所属クラブ」を結成。首班指名選挙では民主党代表の鳩山由紀夫に投票し、閣外協力という形で政権与党入りを果たすことになった。民主党の協力を得て鈴木は衆議院外務委員会の委員長ポストを得たが、あっせん収賄罪等で有罪判決を受け上告中の被告人である鈴木の登用に自民党などが反発し、異例の起立採決を経ての委員長就任となった。 同年10月8日には民主党の小沢一郎幹事長と鈴木が第22回参院選の北海道選挙区において選挙協力をすることで一致。一時は新党大地独自の比例名簿提出も検討されたが結局見送られ、北海道選挙区では民主党公認の徳永エリを、比例区では民主党に移籍した八代元代表代行を、それぞれ支援することになった。選挙の結果、徳永は同じ民主党の連合系候補・藤川雅司らを破って当選したが、八代は次点で落選した。
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