端角中飛車とは? わかりやすく解説

端角中飛車(5五龍中飛車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 06:37 UTC 版)

中飛車」の記事における「端角中飛車(5五龍中飛車)」の解説

やや特異な戦法で、角を端にあがることからこの名がある5筋位取り中飛車組み端角にらみをきかせるのが趣向である。創案者は漫画家つのだじろう王位戦深浦康市羽生善治に対して採用したことがある

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端角中飛車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:58 UTC 版)

端角」の記事における「端角中飛車」の解説

端角構え中飛車は、漫画5五の龍』で紹介され中飛車が有名であるが、最大特徴は9七(1三)に角を配備すると、この角が敵の5筋を睨んで強力な攻めとしての役割果たしている。 △後手9 8 7 6 5 4 3 2 1 銀 金 王 銀 香 一 飛 金 角 二 歩 歩 歩 歩三 歩 飛 歩 四 歩 五 歩 歩 六 歩 歩 歩 歩 歩 歩 七 角 金 銀 八 香 金 玉 香 九 ▲先手 歩図は△1四歩まで図1 ▲小林vs谷川戦1 △後手 なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 銀 金 香 一 王 金 二 歩 歩 歩 歩 銀 歩 角 三 飛 歩 歩歩 歩 五 歩 歩 歩 歩歩 歩 歩七 角 玉 銀 金 飛 八 香 金 香 九 ▲先手 なし図は▲3七まで図2 ▲小林vs谷川戦2 棋戦では図の後手のようなゴキゲン中飛車居飛車側に▲2四歩の飛車先交換をさせて、振り飛車側は△3二金として、以降中央を位取って飛車浮き飛車にし、△3三桂~2五歩~1三角構え中飛車使われている(図は1978年10月 王座戦, 小林健二 vs.谷川浩司 戦)。初期ゴキゲン中飛車でもみられた5筋の位をとってから飛車浮きひねり飛車風に展開する場合にも、角の利活用に△1三角端角活用されていた。5筋位取り中飛車#その後の推移参照浮き飛車になれば、振り飛車理想形である石田流組み替えていくような指し方選択肢として考えられる。 △後手9 8 7 6 5 4 3 2 1金 銀 香 一 飛 銀 金 角 二 歩 歩 歩 歩 歩 歩 三 歩 歩 四 歩 五 歩六 角 歩 歩 歩 歩 歩 歩七 八金 玉 金 銀 香 九 ▲先手 歩図は△5三歩まで図3 端角中飛車の例1後手9 8 7 6 5 4 3 2 1 香 一 飛 銀 銀 王 角 二 歩 歩 歩 歩 歩 金 歩 歩 三 歩 歩 四 歩 五 歩六 角 歩 歩 歩 歩 歩 歩 歩 七 飛 八 香 金 玉 金 銀 香 九 ▲先手 歩図は△4二銀まで図4 端角中飛車の例2 アヒル戦法同様、基本的に端角浮き飛車相性良く、図3のように9七の角に狙い定めてくる手をみこして飛車浮いてカバーすれば理想系となる。また図4のように左銀を繰り出して居飛車側に早めに中央厚くさせて居飛車側に角筋に質駒集めさせる指し方もあり、前述四間飛車同様に居飛車端攻め△9四歩~9五歩▲同歩△同香の際に角を切って9五香二枚替えを狙う指し方志向もある。

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