私選弁護人の辞任とは? わかりやすく解説

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私選弁護人の辞任

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:33 UTC 版)

別府3億円保険金殺人事件」の記事における「私選弁護人の辞任」の解説

1975年昭和50年3月17日大分地裁初公判開かれた検察側の「母子家庭物色して(妻)と結婚し、その翌日から妻子多額保険金をかけ、妻子交通事故装って殺害し保険金詐取しようと計画妻子三人ドライブに連れ出して自分運転する車で海中転落し妻子溺死させた」とする起訴状朗読に対して荒木は「ヘタ作文棒読みはやめろ!」と声を上げ、続く罪状認否では「下司かんぐりだ。人権侵害はなはだしい。」と全面的に否認した初公判後、大分地検検事正は「検察側としては、最大ポイントである荒木の運転による殺人実行行為立証して見せる。裏付けとしては、牧角三郎九大教授松倉豊治阪大名誉教授鑑定書横浜での転落実験データ、さらに目撃者の証言組み立てていけると思ってます。」と自信見せ木村弁護士は「荒木無罪です」、「新聞や一部の週刊誌使って世論荒木殺人犯のようにもっていこうとする。こんなことは許されるべき事ではないんですよ。」と語気強めた。 しかし、4月16日行われた第2回公判で、木村弁護士は、ほかの事件多数抱えている中でこれほど大事件一人では担いきれない弁護人辞任意向示した当時木村弁護士71歳井上正治弁護士大分県弁護士会副会長浜田英敏弁護士などに声をかけて弁護団の結成目指したが、資金不足から断念したという。 裁判所急遽国選弁護人選任することとなり、大分県弁護士会推薦した7名の候補のうち2名が辞退するなど難航したものの、山本平・徳田靖之・小林達也の3弁護士5月27日国選弁護人選任した荒木は「(木村先生がやって死刑になるならあきらめる」が「国選弁護人信用しないと言い選任され弁護団に「法廷において出来ること(すなわち書証認否証人尋問など)は、被告人自身でもってやるから、先生がたは何もしていただかなくて結構ですそのかわり法廷出来ないこと(すなわち身柄拘束されている被告人出来ないこと)のみをお願いします。」と言い放ったまた、木村弁護士同様、国選弁護人のもとにも「なぜあんな悪党味方をするのか」、「この先弁護続けるなら、お前を殺すぞ」といった電話脅迫状届いた

※この「私選弁護人の辞任」の解説は、「別府3億円保険金殺人事件」の解説の一部です。
「私選弁護人の辞任」を含む「別府3億円保険金殺人事件」の記事については、「別府3億円保険金殺人事件」の概要を参照ください。

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