私鉄での事例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/27 08:52 UTC 版)
私鉄で自社内で設定しているものに以下のものがある。なお、旧国鉄・JRとの乗り入れに伴うものは上記及び私鉄のグリーン車も参照されたい。 富士急行:「フジサン特急」用車両にコンパートメント席・展望席が設定されている。 長野電鉄:長野電鉄2100系電車(愛称「スノーモンキー」)の1号車に4人用コンパートメント席「Spa猿〜ん」が設定されている。種車はJR東日本253系で、JR時代は元グリーン個室として使われていたものである。 名古屋鉄道:特急及び快速特急に、料金不要の急行列車や普通列車に用いられる車両よりも上級の接客設備(リクライニングシート等)とした車両「特別車」を連結している。なお、名古屋鉄道の場合、過去に8800系「パノラマDX」は、車内に個室やラウンジなどを設置した「DX特急」として運行されていたが、利用率が低いことから1992年(平成4年)でその運行が打ち切られた。 近畿日本鉄道:特急専用車両の内、21000系「アーバンライナープラス」・21020系「アーバンライナーnext」・23000系「伊勢志摩ライナー」・26000系「さくらライナー」の更新車に特別席「デラックスシート」(デラックスシート車、デラックスカー)を設けている。なお、2013年3月に運行開始した新型特急50000系「しまかぜ」と2016年9月に運行開始した特急16200系「青の交響曲」については、全車・全席がデラックスシート以上のレベルの客室となり、デラックス料金とは異なる料金体系(特別車両料金)が導入されている。 南海電気鉄道:全車座席指定席の空港特急「ラピート」では特別席として「スーパーシート」が設けられている。また、特急「サザン」には座席指定席が設けているが、こちらは「レギュラーシート」に準ずるとされている。
※この「私鉄での事例」の解説は、「特別席」の解説の一部です。
「私鉄での事例」を含む「特別席」の記事については、「特別席」の概要を参照ください。
- 私鉄での事例のページへのリンク