福家警部補の再訪
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「福家警部補の挨拶」の記事における「福家警部補の再訪」の解説
マックス号事件 『ミステリーズ!』vol.19〈2006年10月〉、「福家警部補の災難」を改題 警備会社社長の原田明博は、強請屋だった過去を脅迫してきた元同業者・川上直巳をクルーズ船「マックス号」の船内で殺害することを決意する。原田の計画は完璧だったが、逮捕された銀行強盗犯が前日に拳銃を船内に隠したと証言したため、警察の捜索が入り、出航時間が遅れに遅れた上、捜査一課の福家警部補が船を下り損なったことだけは誰にも予見できなかった。原田明博 - ハラダ警備保障社長。強請屋という裏の顔で探偵社から警備会社へと成長した。 川上直巳 - 原田の元仕事仲間。借金苦で、過去をネタに原田を脅迫する。 仲谷良平 - マックス号船長。 奥村紀之 - マックス号パーサー。 岡山勝己 - マックス号乗客。直巳の債権者の部下。 失われた灯 『ミステリーズ!』vol.21・22〈2007年2月・4月〉 脚本家の藤堂昌也は、自身のデビュー作が盗作であることを突き止め、脅迫してきた古物商の辻伸彦を殺すことを決める。自身の熱狂的ファンで俳優志望の青年を利用して、誘拐されていたように見せかけるという完璧なアリバイを作ったが、誰も気づかない些細なことに気付くのが福家だった。藤堂昌也 - 日本映画脚本新人賞を受賞した、人気脚本家。 辻伸彦 - 古物商。地方の蔵で、藤堂の盗作原稿を見つけ、脅迫する。 三室勘司 - 俳優志望の青年。藤堂のファンで、思い込みが激しい。 大城加奈子 - 藤堂の秘書で恋人。 白石滋記 - 辻の行きつけのバー〈リッジ〉のマスター。 相棒 『ミステリーズ!』vol.24〈2007年8月〉 人気に翳りが見え始めたベテラン漫才コンビ〈山の手のぼり・くだり〉の立石浩二は、近頃本番中にミスが増え、漫才にも支障を来すようになった相棒・内海珠雄とのコンビを解散し独立しようと決める。だが、内海は解散を頑なに拒み、半年後の師匠の命日まで待って欲しいという。半年も待っていては、独立するタイミングを逸してしまうと感じた立石は、かつて2人でよく稽古した別荘で内海を事故に見せかけて殺害する。立石浩二 - 漫才コンビ〈山の手のぼり・くだり〉のツッコミ。 内海珠雄 - 〈山の手のぼり・くだり〉のボケ。解散を拒む。 プロジェクトブルー 『ミステリーズ!』vol.26〈2007年12月〉 玩具の企画専門会社〈スワンプ・インプ〉の社長・新井信宏は、学生時代、当時人気だったソフトビニール人形の精巧な贋物を作り、売りさばいていたことがある。創業から15年が経ち、会社が本社を移転新築することになったタイミングで、新井のその過去を脅迫してきた、造型家を名乗る男を事故に見せかけて殺す。新井信宏 - 玩具企画専門会社〈スワンプ・インプ〉の社長。 西村浩 - 自称造型家。
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