社史の発行数とは? わかりやすく解説

社史の発行数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 21:09 UTC 版)

社史」の記事における「社史の発行数」の解説

社史研究家村橋勝子によれば日本国内毎年発行される社史の数は概ね200点ほどになる。村橋著書社史研究』が出され時点概ね20世紀一杯)で社史刊行企業数は5500社ほどになり、上場企業などではない、規模小さな企業でも発行する例は多いとされる経団連は『社史フォーラム』を開催したことがあるが、そこでの発表によれば日本の企業明治期昭和初期第二次世界大戦後第一次オイルショック後など特定の時期創業集中しており、それぞれ周年迎えた1980年代発刊集中したと言う日本国外でも社史発行する文化はあるが、その定量的実態について述べた日本語記事など極めて少ない。 想定読者として社員中心に想定しているため、地元図書館国会図書館への献本実施されているものの、発行部数少ないことが多く一般へ流通量は更に少ない数となる。非売品扱い価格付けられていないものも多い。このため社史収集特化したことを売りにする図書館サービス注目されることがある一方で上述のようにインターネットの普及によって社史公開する事例増えている他、自社広報戦略一環から、冊子体社史について一般へ販売実施する事例もある。なお、読売新聞によれば制作費一部回収するために価格付けられ社史以前から存在したが、日本最初に一般書店での販売前提にして製作され社史1991年4月発売された『セゾン歴史』だと言う

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