知識獲得

OR事典

知識獲得

読み方：ちしきかくとく
【英】：knowledge acquisition

通常, エキスパートシステム運用のために, いろいろな手段を使って必要な知識を収集・評価・蓄積することをいう. 知識獲得者がこれを直接行う場合が多いが, 推論機構などを使ったシステムの実用化を考えた場合, システムが学習機能により自律的に知識を獲得したり修正する機能は必要不可欠となる. 学習に関しては様々な研究が行われ, 大きく分ければ認知科学的アプローチ, 情報理論的アプローチ, パターン処理的アプローチなどがある.

「OR事典」の他の用語

近似・知能・感覚的手法：

欲張り法  決定表  発見的探索  知識獲得  知識表現  縮約  記号論理学

ウィキペディア小見出し辞書

知識獲得

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/02 18:39 UTC 版)

「疑問文」の記事における「知識獲得」の解説

疑問文は固有の研究領域における最初期の段階の知識獲得に用いられる。科学的方法において、疑問文の設定はしばしば探求の基礎を構成し、観察から仮説形成の段階への移行と見なされうる。あらゆる世代の学生は特定の課題に関する知識獲得において疑問文を用い、学生に探求可能な設問を立てさせる技能は研究者育成の中核をなす。この学生に問いを投げかけるソクラテス的方法は教師が学生に、直接答を教えずに真理へと向かわせる方法として使われることがあり、そして学生が論理的帰結を導く助けとなる。