デシジョンテーブル
【英】decision table
デシジョンテーブルとは、ある問題について、考えられる条件と行動を表にまとめたものである。決定表ともいう。
デシジョンテーブルは、考えらる条件をすべて列記することで、問題発生時に漏れなく行動できるというメリットがある。
デシジョンテーブルでは、条件を満たす場合は「Y」、満たさない場合は「N」を記す。また、行動については、行動する場合には「X」、行動しない場合には「-」を記す。
例えば、賞与の支払い額をデシジョンテーブルで考えると、条件には「5年未満勤務」や「管理職」といった項目が想定できる。また、発生する行動としては「賞与10万円」や「賞与30万円」、「賞与50万円」といった項目を挙げることができる。

上図の場合、5年未満勤務の社員の場合、管理職であれば10万円の賞与を支給し、そうでなければ賞与は支給されない。また、5年以上勤務の社員の場合、管理職であれば50万円、そうでなければ30万円の賞与がそれぞれ支給される。
決定表
【英】:decision table
下の表のように,多くの対象に対して, いくつかの属性と属性値を示した表を情報表という. 属性集合が条件属性集合と決定属性集合に分割できる情報表を決定表という. 例えば,多くの患者の医療診断データを考えると, 諸症状は条件属性となり,病名は決定属性となる.
属性1 | ![]() |
属性![]() | |
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対象1 | 属性値1 | ![]() |
属性値![]() |
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対象![]() |
属性値![]() |
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属性値![]() |
近似・知能・感覚的手法: | 支配関係に基づくラフ集合 最大カット問題 欲張り法 決定表 発見的探索 知識獲得 知識表現 |
決定表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/26 10:11 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動決定表(けっていひょう 英: decision table)は条件と条件にともなう動作を表にした視覚表現である。JISでもJIS X 0125:1986 決定表として規格化している。[1]
概要
決定表は解法を表す表現の一種である。このため決定木として表現することもでき、プログラミング言語におけるif-else文およびswitch-case文のような条件分岐と対応させてプログラミング言語で表現することもできる。このようにプログラミングとも関係が深いため、基本情報技術者試験など情報処理技術者試験の問題としても出題されている。[2]
関連項目
- 決定木 - 決定表と同様の機能があり、ツリー状にしたもの。
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脚注
- ^ http://kikakurui.com/x0/X0125-1986-01.html
- ^ 「平成26年秋期問46 決定表を説明したものはどれか」『基本情報技術者試験ドットコム』。2018年4月11日閲覧。
決定表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 10:14 UTC 版)
決定表(デシジョンテーブルとも)とは、条件(入力)が複数のパラメータから構成されている場合に、条件(入力)と動作(入出力)の関係を表形式で表したものである。表の各列が規則(テストケース)を表している。 規則(テストケース)1234条件(入力)平日である Y Y N N 午前10時から午後8時 Y N Y N 動作(入出力)通常料金 X - - - 割増料金 - X X X
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