知られているミシシッピ文化の首長制国家
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「ミシシッピ文化」の記事における「知られているミシシッピ文化の首長制国家」の解説
ミシシッピ文化は政治的な地図を完全に理解して書き残される前にかなりの程度崩壊したが、多くのミシシッピ文化の政体は今でも知られている。これらを下記に示す。 エンジェル・マウンド(en:Angel Mounds):インディアナ州南部にあった首長制国家 アズトラン州立公園(en:Aztalan State Park):ウィスコンシン州にある小さなミシシッピ文化部族。大きなミシシッピ文化の北端。 カド:有史および現代のカドー族インディアンは少なくとも一つのミシシッピ文化の首長制国家から派生したと知られており、現在のルイジアナ州ナチトチェスとテキサス州ナコグドチェスに主要な首長制国家の祭祀センターがあった。 カホキア:イリノイ州コリンズビル(英語版)(イーストセントルイス近く)にあった、12世紀から13世紀頃の政治・宗教の中心地。カホキアはおそらく最初の、そして確実に最大で最も影響力あるミシシッピ文化の祭祀センターであった。世界遺産に登録されている。 イリノイ州イーストセントルイス:カホキアの西、ミシシッピ州セントルイスの東にあったこの祭祀センターは現在のイーストセントルイスにあたり、一部は市道の下にまた裏庭に保存されている。 エトワー:別の主要ミシシッピ文化の首長制国家。ジョージア州にあり、マウンドビル政体の長い敵対者であると信じる者もいる。 ジョアラ(en:Joara):ヨーロッパ人が接触したときのノースカロライナ州で最大の首長制国家。最も北東のミシシッピ文化の首長制国家群の「首都」であった可能性もある。 キンケイド・マウンズ州立歴史史跡(en:Kincaid Mounds State Historic Site):ケンタッキー州パデューカからオハイオ川を渡った所。主要なミシシッピ文化の祭祀センター オクマルギー国立史跡(en:Ocmulgee National Monument):オクマルギーはミシシッピ文化の首長制国家であり、この場所は後の有史時代にクリーク族インディアンに使われた。 マウンドヴィル:カホキアと並び、古典的ミシシッピ文化の中核となる最も重要な2つの遺跡の一つ。アラバマ州タスカルーサ近くにある。 ノデナ遺跡(The Nodena Site):ノデナは1400年頃から1700年頃の後期ミシシッピ文化の重要な要素、ノデナ期の典型的な遺跡。 パーキン遺跡(The Parkin Site) en:Menard-Hodges Site en:Chucalissa Indian Village・・・en:Walls Phase ミズーリ州セントルイス:主要なミシシッピ文化の祭祀センター。現在はほとんど全部が破壊されているが、セントルイスの中心街にかつてマウンド群があったため、セントルイスは「マウンドの市」という渾名がある。 スパイロ・マウンド(en:Spiro Mounds):ミシシッピ文化で最も考古学的な研究が進んだ祭祀センターの一つ。オクラホマ州東部にある。 タウンクリーク・インディアンマウンド(en:Town Creek Indian Mound):ノースカロライナ州のミシシッピ文化の首長制国家。一般に歴史的ピーディー族のものとされる。 ウィクリフマウンド(en:Wickliffe mounds):ケンタッキー州西部の首長制国家 ウィンタービル遺跡(en:Winterville Site):ミシシッピ文化ウィンタービル期の典型的な遺跡
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