矢島純吉とは? わかりやすく解説

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矢島純吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/29 04:41 UTC 版)

矢島 純吉 (やじま じゅんきち、1865年12月16日慶応元年10月29日) - 1924年大正13年)5月15日)は、日本海軍軍人。最終階級は海軍中将[1]山形県出身[1]

奈良県大和神社神職となり、「大和史料」の編纂に携わった後、生地酒田市の上日枝神社社司を務めた斎藤美澄(さいとう よしずみ)は実兄である[2]

人物

1886年(明治19年)12月7日海軍兵学校(12期)卒業。1888年(明治21年)海軍少尉に任じられ比叡分隊士となる。以後、佐世保海兵団分隊長心得(海軍中尉)、海軍兵学校水雷術教官(海軍大尉)、横須賀水雷団第1水雷艇隊艇長(海軍少佐)佐世保水雷団佐世保水雷敷設隊司令(海軍中佐)、舞鶴水雷団長(海軍大佐)等を歴任。1911年(明治44年)12月1日、海軍少将に昇進し第5代海軍水雷学校校長に補される。同職を3年ほど務め待命、1915年(大正4年)12月1日、海軍中将に任じられるが、同日付けで予備役編入。1921年(大正10年)10月20日、後備役編入。1924年(大正13年)5月15日 卒去。

年表

栄典・授章・授賞

位階
勲章等

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 『帝国海軍将官総覧』150頁
  2. ^ 荘内日報社「郷土の先人・先覚 74」
  3. ^ a b 『官報』第1362号「叙任及辞令」1888年1月17日。
  4. ^ 『官報』第1432号「叙任及辞令」1888年4月12日。
  5. ^ 『官報』第1780号「叙任及辞令」1889年6月7日。
  6. ^ 『官報』第1833号「叙任及辞令」1889年8月8日。
  7. ^ 日本海軍はなぜ敗れたのかー連合艦隊誕生から敗戦までの軌跡ー. 徳間書店. p. 30 
  8. ^ 『官報』第2256号「叙任及辞令」1891年1月9日。
  9. ^ 『官報』第5689号「叙任及辞令」1902年6月23日。
  10. ^ 『官報』第8121号「叙任及辞令」1910年7月18日。
  11. ^ 『官報』第8314号「叙任及辞令」1911年3月13日。
  12. ^ 『官報』第8373号「叙任及辞令」1911年5月23日。
  13. ^ 『官報』第1001号「叙任及辞令」1915年12月2日。
  14. ^ 『官報』第2276号「叙任及辞令」1891年2月3日。
  15. ^ 『官報』第2875号「叙任及辞令」1893年2月1日。
  16. ^ 『官報』第3725号「叙任及辞令」1895年11月27日。
  17. ^ 『官報』第4436号「叙任及辞令」1898年4月18日。
  18. ^ 『官報』第5131号「叙任及辞令」1900年8月9日。
  19. ^ 『官報』第6494号「叙任及辞令」1905年2月25日。
  20. ^ 『官報』第8021号「叙任及辞令」1910年3月23日。
  21. ^ 『官報』第813号「叙任及辞令」1915年4月21日。
  22. ^ 『官報』第1024号「叙任及辞令」1915年12月29日。
  23. ^ 『官報』号外「叙任及辞令」1889年12月30日。
  24. ^ 『官報』第3838号・付録「辞令」1896年4月18日。
  25. ^ 『官報』号外「叙任及辞令」1895年12月30日。
  26. ^ 『官報』第5374号「叙任及辞令」1901年6月4日。
  27. ^ 『官報』第6573号「叙任及辞令」1905年5月31日。
  28. ^ 『官報』7005号・付録「叙任及辞令」1906年11月2日。
  29. ^ 『官報』第1279号「叙任及辞令」1916年11月6日。
  30. ^ 『官報』第1412号・付録「辞令」1917年4月19日。p3

参考文献

  • 官報
  • 『帝国海軍将官総覧』太平洋戦争研究会



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