矢島商事とは? わかりやすく解説

矢島商事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 04:06 UTC 版)

女系家族」の記事における「矢島商事」の解説

大野宇市〈67〉 演 - 橋爪功 先々代から真面目に忠実に仕え、今では専務としての地位にある。その間、ずっと独身通しひたすら矢島商事に尽くしてきた。そんな宇市に嘉蔵遺言執行人一任して息を引き取った。しかし、これはあくまでも表の顔であり、都合の悪いときには耳の遠いフリをしてみたり、各支店の売り上げピンはねしたり、山林山守騙して貴重な木材伐採をしたり、さらに愛人君枝を文乃宅にスパイ役で潜りませたりと、作中で最も腹黒くえげつない人物と言える。これらの悪事隠し通したまま矢島商事を引退しよう企んでいたのだが…。 木村かおり〈26〉 演 - 田丸麻紀 矢島商事の経理部勤める。若いが自分の考えしっかりと持ち仕事有能にこなすので、宇市の秘書存在に。ごく平凡な家庭育ち大学卒業後、矢島商事に入社した小林君江45〉 演 - 伊佐山ひろ子 宇市の内妻で関係は10年以上も続いている。神楽坂小料理屋仲居をしているが、早く仕事辞めて宇市と所帯を持ちたいと望んでいる。肝心の宇市の気持ち煮えきらないため、その気にさせよう精一杯宇市に尽くしている。宇市が唯一腹を割って話をできる相手であり、よく気が利く働き者である。後に文乃が妊娠中には、宇市の策略家政婦偽って、文乃の家で働くことになる。如才なく人当たり良いが、実は抜け目ない女である。 梅村三郎36〉 演 - 高橋克典 日本舞踊梅村流の家元弟子の間に生まれた家元本妻には子供がなく、入籍こそしていない世間では家元息子通っている。梅村流の稽古場増やしたり、流派拡大のために会を作るなど、踊りより経営の才に優れているそれでいて金銭的な卑しさが体に現れていない。芳三郎住居兼ねた稽古場青山にあり、場所柄富裕な家庭の子女の弟子が多い。その弟子一人藤代である。(藤代名取の名は芳喜代踊り稽古をつけるときは、女のようなたおやかさ舞い艶かしい色気溢れている。プライベートでは洗練された洋服スポーツカー乗り回し弟子たち憧れ存在藤代相続の件で芳三郎相談もちかけているうちに、二人男女の関係になる。その一方で、矢島商事の情報得よう経理木村かおりに近づいたり、親切心装って文乃の家を訪ねたりと、野心家としての行動起こしていく。藤代次第に芳三郎のめりこみ独り占めしたいと願うようになるが、芳三郎態度は常に冷静でかつ冷淡彼の心の中にはいつしか文乃の存在大きくなっていき……。

※この「矢島商事」の解説は、「女系家族」の解説の一部です。
「矢島商事」を含む「女系家族」の記事については、「女系家族」の概要を参照ください。

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