発足と事業展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 09:00 UTC 版)
「林原自然科学博物館」の記事における「発足と事業展開」の解説
石井健一と石垣忍が「アイデアから始まる新しい博物館」を作ることを志して進めていた博物館の建設プロジェクトに林原グループが文化支援活動の一環として出資し、1992年に準備室が設立。同年にモンゴル古生物研究所とのゴビ砂漠での共同調査が始動した。2002年9月に松下電器産業(現パナソニック)と共同で東京都江東区にダイノソアファクトリーを開催し、情報システムを活用した新しい恐竜展示として運営した後、2006年5月14日に終了した。また、同時期に自然科学博物館準備室は株式会社として独立し、JR岡山駅の南に面する林原の所有地に2010年前後の開館が予定されていた。 ダイノソアファクトリーでのノウハウを活かし、2007年からは全国で巡回展を開催し、約200万人の来館者を動員した。さらに2008年から2011年にかけては鳥取県・岡山県・栃木県 など国内外各地で開催された企画展『ようこそ恐竜ラボへ!』の特別協力、2011年から2012年にかけては鳥取県立博物館・大阪市立自然史博物館・岡山シティミュージアム・名古屋市科学館で開催された企画展『OCEAN! 海はモンスターでいっぱい』の主催を担当した。2013年10月から2014年2月まで国立科学博物館で開催された企画展『大恐竜展 ゴビ砂漠の驚異』や、2014年3月から6月の名古屋市科学館『発掘! モンゴル大恐竜展』でも特別協力を担当し、モンゴル科学アカデミーとの共同研究の成果が下敷きとなった。
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