共同研究の成果とは? わかりやすく解説

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共同研究の成果

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/03 22:20 UTC 版)

DAISYプロジェクト」の記事における「共同研究の成果」の解説

Loscos (2007)によればMTGヤマハ共同研究開発され信号処理手法は、20012003年三つ論文 Bonada & Loscos (2003)、Bonada et al. (2003)、Bonada et al. (2001)で発表された。この研究ではフレームベースの周波数領域テクニック(diphone等のフレーム単位区切られ音声素片を周波数領域処理する手法)を使って与えられ楽譜と歌詞に従って歌声データベース上の音声素片を移調/時間伸縮/連結して歌声合成するシステム示された。 この研究音声モデルは、スペクトル・モデル1つ SMS手法による「調波+残余表現ベースに、準物理モデル1つソース・フィルタモデル拡張として新規開発されExcitation plus ResonancesEpR音声モデルによる「励起+共鳴表現組合せ表現される。なおモデルと元波形相違は、分析時に差分スペクトル形状として保存し、再合成時に加算して音質変化抑制する歌声合成基盤として、phase-locked vocoderに基づくフレームベースのスペクトル分析/合成手法Spectral peak processingSPP)を使ったサンプル変形手法 —— 時間スケーリングスペクトル非線形スケーリングによるピッチ変換位相補正スペクトル包絡のピーク強度調整(equalization)による音色調整 —— が開発された。また素片接続に関しては、素片フレーム間に遷移フレーム挿入し上記サンプル変形手法使って位相接続スペクトル形状接続いわゆるスペクトル包絡補間)を行う手法開発された。 なお製品版VOCALOID実際に採用され技術については、たとえば剣持 & 大下 (2008)に概略説明がある。

※この「共同研究の成果」の解説は、「DAISYプロジェクト」の解説の一部です。
「共同研究の成果」を含む「DAISYプロジェクト」の記事については、「DAISYプロジェクト」の概要を参照ください。

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